お知らせ
京都市スタートアップ支援ファンドの投資先決定について

京都市スタートアップ支援ファンドの投資先決定について

 京都中央信用金庫(理事長 白波瀬 誠)、京都信用金庫、京都リサーチパーク株式会社を有限責任組合員として、また、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社を無限責任組合員(ファンド運営者)として設立された「京都市スタートアップ支援投資事業有限責任組合」(略称:京都市スタートアップ支援ファンド・以下、同ファンド)は、下記のとおり6社目および7社目の投資先企業を決定いたしましたので、お知らせいたします。
 同ファンドは京都市の施策である「まち・ひと・しごと・こころ京都創生」総合戦略の取組みの一つとして、地元産業の育成を主眼として2016年4月28日に設立された創業支援ファンドです。
 当金庫は今後も地元企業の積極的な育成・サポートを通じて、地方創生の支援に努めてまいります。

1.投資先企業について

(1)6社目(2017年6月30日投資実行済)
企業名レグセル株式会社
代表者代表取締役 松田 直人
事業内容免疫細胞を活用した最先端医療技術の開発および実用化
所在地京都市上京区河原町通今出川下ル梶井町448-5
クリエイションコア御車214室
設 立2016年1月27日
投資額10,000千円(2017年6月30日付で投資実行済)
その他免疫学分野で世界トップクラスの坂口志文教授(大阪大学名誉教授兼京都大学名誉教授)および河本宏教授(京都大学ウイルス・再生医科学研究所教授)の技術を基に設立された、京都大学発ベンチャー企業。
 <投資先企業及び投資の概要>
 投資先企業は、坂口・河本両教授の持つ高品質なT細胞を量産する技術を導入し、免疫細胞を活用した最先端医療技術の開発を目的に、2016年1月に設立された京都大学発ベンチャー企業です。
 同社が開発を進める制御性T細胞を活用した治療技術は、リウマチに代表される自己免疫疾患治療や生体移植時の免疫拒絶反応の抑制に極めて有効と考えられています。また、同時に開発を行うiPS細胞技術を利用したキラーT細胞によるがん免疫治療についても、高い治療効果が期待されています。同社では、この2つの治療領域で数年内に臨床応用を実施すべく研究開発を進めております。
 今回の投資は、免疫細胞医療の実用化に向けた量産培養手法の開発費を支援するもので、今後の事業拡大が大いに期待されています。
(2)7社目(2017年7月14日投資実行予定)
企業名株式会社ハカルス
代表者代表取締役 藤原 健真
事業内容食事・健康管理スマートフォンアプリ開発・データ解析
所在地京都市中京区新町通姉小路下る町頭町112番地 菊三ビル3階302号室
設 立2014年1月14日
投資額10,000千円(2017年7月14日に投資実行予定)
その他1.2016年8月:平成28年度京都市健康長寿産業事業化促進補助金採択
2.2017年6月:日本政策金融公庫京都支店国民生活事業資本性ローン実行
 <投資先企業及び投資の概要>
 投資先企業は、独自に収集した11万件を超える食事データをベースに、食事指導・健康管理スマートフォンアプリの開発とB2B向け関連サービスの提供を行う2014年1月に設立されたベンチャー企業です。
 同社が開発したスマートフォンアプリ「HACARUS」は、ディープラーニングによらない独自の人工知能をスパースモデリングという技術を用いて構築しており、日々の食事内容の簡単な入力等の少ない情報から本質的部分の抽出を実現し、高精度な食事・健康管理サービスの提供を可能にしています。今後は、このアプリをフィットネスクラブ、社員食堂運営会社、大企業健康保険組合や生命保険会社等の事業者向けに本格展開し、事業を拡大して行く計画です。
 今回の投資は、スマートフォンアプリ「HACARUS」の開発継続と販売プロモーション費用を支援するもので、今後の事業拡大が大いに期待されています。

2.<ご参考>投資事業有限責任組合の概要

名 称京都市スタートアップ支援投資事業有限責任組合
設立日2016年4月28日
有限責任組合員京都中央信用金庫、京都信用金庫、京都リサーチパーク株式会社
無限責任組合員フューチャーベンチャーキャピタル株式会社
ファンド総額2億6,000万円
運用期間設立日から2025年12月31日まで(延長期間は最長2年)
以上
記載の内容は2017年7月14日現在です。