地域に支えられた金融機関として
地域への貢献をし続ける
歴史
当金庫は「京都中央卸売市場」を基盤として１９４０年に創業された「京都中央卸売市場信用組合」を前身とした信用金庫です。
お陰をもちまして、２０２０年６月に創立８０周年を迎えることができました。国内屈指の規模と内容を誇る京都中央信用金庫があるのも、地域のすべてのお客様のご支援があったからこそ。地域のお客さまと共に歩んでこられたことに感謝し、最高のお客様満足の実現に向けて、引き続き地域と共に未来を紡ぐことができるよう役職員一丸となって努力してまいります。
地域貢献
地域経済の活性化のサポートを充実させるため、営業店と本部各部が連携し、様々な取組みを行っています。当金庫が社是に掲げる「地域社会発展への寄与」は国際連合が提唱する「持続可能な開発目標（SDGs）」の目指す世界の持続的発展を支える理念と共通のものであり、2019年2月に、京都の金融機関で初めて「SDGs宣言」をいたしました。地域金融機関としての事業活動を通して、SDGsへの取組みを加速しています。
地域産業のグローバル化支援の取組みとして実施した「INSPIRATION OF KYOTO」では、伝統・モノづくり事業者を対象に、フランス人デザイナーを起用した商品デザイン支援や、専門家による商品ブランディング・販促手法のアドバイスを通して、フランス・パリで開催された国際商業見本市「メゾン・エ・オブジェ」への出展まで一貫した支援を行いました。また、京都の美術文化向上を目的とした「公益財団法人中信美術奨励基金」では、京都を基盤に活躍する芸術家へ「京都美術文化賞」を贈呈し、地域の豊かなまちづくりを支援しています。さらに、2009年に開館した「中信美術館」では独自の企画展を開催し、多くの方に芸術作品を鑑賞いただいています。今後もSDGs達成に向けて役職員一丸となって尽力し、地域社会の持続的な発展に貢献してまいります。
環境経営
京都議定書が採択され、有数の観光地である京都に本店を置く信用金庫として、環境保全活動には特に尽力しています。1997年より全国の信用金庫業界に先駆けて独自のリサイクルシステムを導入、本支店から出る書類や伝票を回収し、トイレットペーパー等に再生利用しています。また、女性職員のユニフォームはペットボトルを再利用した再生ポリエステルを使用し、使用済みユニフォームは回収後、再利用や再資源化をしています。さらに、京都中央信用金庫では、2010年4月1日に環境マネジメントシステムの国際規格である「ISO14001」の認証を取得し、環境への取組みを一層強化しました。
店舗の新築、改修の際は、全熱交換器や太陽光発電、屋上緑化などの省エネ、環境配慮型設備を採用しています。
美しい自然や歴史のある街並みの多い地域を営業エリアとする京都中央信用金庫。これらの環境を守っていくためにも、今後もさらに環境に配慮した事業活動を行い、地域社会の持続的発展に貢献していきます。
太秦支店