営業係（後方）は、多岐にわたる業務を担っています。主な仕事は、窓口のテラー業務や渉外係がお客さまからご依頼を受けた業務のサポート。窓口でお客さまから受け付けた手続きの中で、時間や手間がかかるもの、複雑な手続きを要するものを後方で処理します。また、定期預金の満期が近づいたお客さまに、ご継続や保険などの商品をご提案する期日管理も、重要な仕事の一つ。細かなミスが発生しやすく、他の金融機関との連携を必要とする為替業務なども含め、さまざまな業務を正確かつスピーディーに処理するために、幅広い知識や経験が求められます。「営業店における縁の下の力持ち」、それが営業係（後方）です。
営業係（後方）は幅広い業務に携わるため、金融や事務処理に関する知識が必要です。当然覚えなくてはならないことも多くて大変ですが、学んで身につけたことをすぐに日々の仕事に活かすことができます。また、勉強すればするほど自己成長につながり、仕事にも自信が生まれます。以前テラーをしていたとき、自分が受け付けた書類がどのような事務処理を経て完了となっているのかを知らず、「一つ一つの手続きを自分の手で最後までしたい」と思い、後方業務へ配置転換を希望しました。実際に後方の仕事をしてみて、テラー業務も重要ですが、後方業務の大切さを実感しています。営業係（後方）は、言わば支店の事務の要。私が処理できないと、業務が滞るということもあるため、そんな重要な役割を担っていることに、やりがいを感じています。
営業係の後方に就いて1年経っていないこともあり、経験不足だと感じるときがあります。先日、ある書類にお客さまの押印が必要であることを知らず、押印のないまま書類を上司に提出したことがありました。その時は、上司がすぐ押印漏れに気づき、結果的に手続きが滞ることにはなりませんでしたが、このような事務処理の細かい部分を知っているかどうかで、仕事のスピード、正確さがまったく違ってきます。私が目指しているのは、事務処理に精通し、後方で検印や確認作業を担う主任や係長のポジション。その目標に向けて、後方での経験を積むとともに、より多くの知識を身につけていきたいと思っています。
以前所属していた支店で、3年半ほどテラーを担当していました。ご年配の方が多い地域で、ATMの操作が苦手なお客さまは直接窓口で預け入れや払い戻しなどの手続きをされていました。私が転勤することをお客さまにお伝えすると、「相談に親切に対応してくれた」「気遣いがうれしかった」「笑顔に元気をもらった」などのお言葉をたくさんいただきました。中には「寂しくなるね」と泣いてくださるお客さまも。こちらもつい涙が出てしまいました。お客さまが私の接客の一つ一つを、よく覚えていてくださっていたことに感動しました。この感動を忘れることなく、これからも京都中央信用金庫の一員として、お客さまに誠実に向き合っていきたいです。
京都中央信用金庫では、地域のお祭や清掃活動に職員が参加する地域貢献を行っています。私も地域のお祭に参加し、「中信」のブースで輪投げやゲームといった出し物のお手伝いをしました。こうした催しを通じて、地域の方々に京都中央信用金庫をより身近に感じていただければと思っています。「金融機関は敷居が高い」と感じている人は少なくありません。そんな方に気軽に来店していただきたい。京都中央信用金庫には一人ひとりのライフプランに合わせたさまざまな金融商品があります。京都中央信用金庫を利用して、より充実した暮らしを送る人が増えていく、そんな街にしたいです。
- 髙田 真由美
- （営業係）家政学科卒 2007年入職
- 栄養士を目指していたが、京都中央信用金庫の店舗で出会った職員の接客をきっかけに入職。現在は接客だけでなく仕事全般にやりがいを見出している。
- お客さまに喜んでいただくと、それが励みになり、より自分のレベルを向上させようという気になります。また、数年前、京都中央信用金庫内で成績優秀者として表彰され、さらに仕事に対するモチベーションが高まりました。このように私のやる気を引き出し、成長させてくれる環境で働けることを、誇りに思っています。
