営業係の中で投資信託や個人年金保険等の提案・販売を手がけるのが、預り資産リーダーです。京都中央信用金庫では、元本保証のないリスクがある金融商品については、特定の研修や面接を行い、資格を持った職員に限りお客さまに説明ができると定めています。預り資産リーダーはお客さまとのお話を通して、お客さまのニーズに適した金融商品をご提案し、その運用方法や運用によって得られるメリット、デメリット等を説明します。幅広い商品知識とご要望を引き出すコミュニケーション能力、そして何よりお客さまの立場に立った提案が求められる仕事です。
預り資産リーダーは、お客さまに金融商品をご説明する前に、その内容や仕組みをしっかり理解しておく必要があります。金融商品は多種多様で、複雑な仕組みの商品も少なくありません。そのため、金融商品の知識修得や資格取得に向けた勉強を常に続けています。勉強したことが実践に直結することも多く、勉強すればするほど仕事の幅が広がってきます。ご提案した商品に満足していただき、お客さまから「ありがとう」と感謝の言葉をいただいたとき、これまでの努力が報われた達成感と自分の成長を実感できます。
投資信託等の金融商品はリターンが望める半面、大なり小なり何らかのリスクもあります。預り資産リーダーはそれらをふまえた上で、資産運用や相続対策といったお客さまのニーズに最も適した商品をご紹介、ご提案します。日々変化していく経済環境の中で、お客さまのニーズも多様化し、一人ひとりのニーズを把握することに苦労しています。本当にお客さまに適した商品をご提案するために、お客さまのお話に耳を傾け、さまざまなお話を引き出せるように心がけています。
ある日、若い女性のお客さまが口座開設に来店されました。しばらくしてそのお客さまが「結婚しました」と口座の名義変更に来られました。次にご来店されたときは、おなかの大きい状態でした。また数ヶ月後、今度はご主人といっしょにお子さまを連れて来られました。結婚、出産といったお客さまの素敵なライフステージに立ち会えたことに感動しました。こんな感動的な出会いにめぐり会えるのも、地域のお客さまと長くおつきあいできる仕事だから。ますます、京都中央信用金庫で働くことが好きになりました。
他県から来た私にとって、京都はとても温かい街だと感じています。この温かい雰囲気をずっと守っていきたいです。私が働いているのは、129ヵ店のネットワークを持つ京都中央信用金庫。これらの店がお客さまをはじめ、京都全体の温かい雰囲気を醸し出す起点になればいいなと思っています。まずは現在自分がいる店を、今よりもっとお客さまに気軽に足を運んでもらい、何でもご相談いただける店にしたい。そのためにお客さまにとって、身近な街の相談相手になれるようもっと自分を高めていきたいです。
- 武本 佐知
- (営業係)経済学部卒 2009年入職
- 大学時代に過ごした京都があまりに居心地が良く、Uターン就職を断念。両親は「がんばっておいで」と送り出してくれたそう。
- 預り資産リーダーになった当初、「私に務まるだろうか」と不安な気持ちでいっぱいでした。そんな私をいろいろな面でサポートしてくれたのが、他店の預り資産リーダーをされている先輩。この先輩をはじめ、京都中央信用金庫には頼れる上司や先輩、助け合える同期や後輩がたくさんいます。そんな仲間と仕事ができていることに、誇りを感じています。