私たち京都中央信用金庫では、お客さまへきめ細やかなサービスを提供することはもちろん、様々な地域貢献を行っています。例えば、地域の中小企業の異業種交流・ビジネスマッチングを目的とした「中信ビジネスフェア」の開催や、産学公連携支援としてお取引先と提携大学・提携機関の橋渡しや、経営情報等の提供を行っています。一方で、地域の人材・文化を育むことを目的とした「公益財団法人中信育英会」では社会で活躍する人材育成のため、経済的事由で修学が困難な学生を支援しています。また「公益財団法人中信美術奨励基金」では歴史と伝統のある京都の美術文化向上に寄与するため、京都を基盤に活躍する芸術家へ「京都美術文化賞」を贈呈。2009年に開館した「中信美術館」では独自の企画展を開催し、多くの方に芸術作品を鑑賞いただいています。
さらに、当金庫では全てのお客さまが利用しやすく、人にやさしい店舗づくりに取り組んでいます。全営業店に車椅子や筆談器・振動式呼び出し器などの福祉関連機器を設置しているほか、ご利用頂くお客さまが迷わず記入、確認頂けるよう各種申込書のレイアウトの見直しも行っています。2016年には住宅ローン申込書の分かりやすさ、記入しやすさが高く評価され、全国の信用金庫で初めて「UCDA アワード 2016」を受賞しました。今後も、感謝の気持ちを込めて様々な形で地域に貢献していきます。

京都議定書が採択され、有数の観光地である京都に本店を置く信用金庫として、環境保全活動には特に尽力しています。1997年より全国の信用金庫業界に先駆けて独自のリサイクルシステムを導入、本支店から出る書類や伝票を回収し、トイレットペーパー等に再生利用しています。また、女性職員のユニフォームはペットボトルを再利用した再生ポリエステルを使用し、使用済みユニフォームは回収後、再利用や再資源化をしています。さらに、京都中央信用金庫では、2010年4月1日に環境マネジメントシステムの国際規格である「ISO14001」の認証を取得し、環境への取り組みを一層強化しました。
2011年以降にオープンした店舗は、LED照明・ガスヒートポンプエアコン等の省エネ設備を導入、2014年度にオープンした黄蘗支店や奈良支店、2015年度にオープンした小倉支店では本格的な環境配慮型店舗として、太陽光発電システムを導入しています。
美しい自然や歴史のある街並みの多い地域を営業エリアとする京都中央信用金庫。これらの環境を守っていくためにも、今後もさらに環境に配慮した事業活動を行い、地域社会の持続的発展に貢献していきます。