過去の展覧会

望月玉船・和風展終了

●2016年4月28日(木)~5月29日(日)月曜休館

2005年に当財団の第18回京都美術文化賞を受賞された漆芸家の望月玉船(重延)氏と、奥様で書家の望月和風氏による展覧会。
約50年に亘り漆芸の道を歩んでこられ、現在は新匠工芸会会員、京都工芸美術作家協会理事として、国内外で積極的に活動しておられる玉船氏。
父・村上三島氏に師事され、毎日書道展毎日賞や日本書芸院展日本書芸院大賞等数々の賞を受賞し、現在は日展会員として活躍しておられる和風氏。
本展では、それぞれの新作を含めた近年の作品約40点をご紹介させていただきます。漆と書のコラボレーションをお楽しみください。

休館 2016年5月30日(月)~6月9日(木)

染とファイバーアート終了

●2016年6月10日(金)~7月10日(日)月曜休館

日本が誇る伝統工芸の一つに「染織」があります。とりわけ京都は、その中心として発展してきました。また様々な繊維素材に注目した「ファイバアート」も染織文化の歴史と伝統技術を持つ土壌の中で、新たな芸術分野として成長しています。本展では、京都中央信用金庫ならびに公益財団法人中信美術奨励基金が所蔵する作品の中から祇園祭をテーマにした屏風や水辺をイメージした染色作品、和紙を使ったファイバーアート作品など約20点を展示いたします。この機会に是非ご高覧下さい。

出品作家:

上野真知子、麻田脩二、伊砂利彦、井隼慶人、伊部京子、河田孝郎、来野月乙、小林尚美、澁谷和子、田島征彦、西嶋武司、福本繁樹、福本潮子、三浦景生、三橋遵 他

休館 2016年6月10日(金)~9月1日(木)

具象彫刻展-今、生きる20人の視座-終了

●2016年9月2日(金)~10月6日(木)月曜休館

このたび中信美術館では、「具象彫刻展ー今、生きる20人の視座ー」を開催いたします。この展覧会は、当財団の京都美術文化賞受賞者である木代喜司氏、宮瀬富之氏をはじめとする具象彫刻家20名による展覧会です。人や動物をモチーフに、大理石や石膏、樹脂、ブロンズなどさまざまな素材で創られた彫刻作品約40点を展示いたします。現代日本の具象彫刻界で意欲的に活動を続けている作家たちの個性溢れる多彩な作品群をご堪能ください。

展示作家:

木代喜司、宮瀬富之、石田陽介、磯尾隆司、伊庭照実、伊庭靖二、宇治川久司、江里敏明、小野啓亘、九後 稔、紺谷 武、笹山幸德、柴田篤男、嶋畑 貢、高石麻代、髙砂晴光、竹谷邦夫、谷口淳一、三上健治、吉居寛子

休館 2016年10月7日(金)~10月26日(水)

石本正 素描展-鶏頭・芥子・糺の森-終了

●2016年10月27日(木)~12月11日(日)月曜休館

昨年9月にご逝去された日本画家石本正氏の素描展を開催させていただきます。本展では、アトリエに残された未公開の素描画および島根県浜田市立石正美術館が所蔵する素描画の中から、鶏頭や芥子、糺の森を描いた作品を展示し、独自の美を追求し続けてこられた石本氏の創作の原点に迫ります。この機会にぜひ石本芸術の世界に触れてください。

休館 2016年12月12日(月)~2017年2月14日(火)

没後10年 吉原英雄展終了

●2017年2月15日(水)~3月15日(水)月曜休館

1992年に当財団の第5回京都美術文化賞を受賞された版画家・吉原英雄氏(1931~2007年)の展覧会を開催いたします。
石版と銅版を同一画面上に刷るという技法を開拓し、クールで緊張感のある表現を実現した吉原氏。本展では、1957年の第1回東京国際版画ビエンナーレ展に入選した《ひまわり》や、1968年の第6回東京国際版画ビエンナーレ展で文部大臣賞を受賞した《シーソーI》など代表作を中心に展示し、没後10年に際し多彩な制作活動を振り返ります。表現の可能性を追求し続けた吉原氏の作品群をぜひこの機会にご覧ください。

休館 2017年3月16日(木)~2017年4月12日(水)