京都美術文化賞

美術の創作活動を通じて京都府市民の精神文化向上に多大の功績があった人に対して「京都美術文化賞」を授与。

・対象分野
絵画(日本画・洋画・版画)、彫刻、工芸(染織・陶芸・漆芸・その他)
・賞  金
賞牌と賞金1人200万円、3人以内
・創  設
昭和63年5月
・選考委員
太田垣 實(美術評論家)
潮江 宏三(京都市立芸術大学名誉教授)
篠原 資明(京都大学名誉教授)
福永 治(京都国立近代美術館長)
冷泉 為人(公益財団法人 冷泉家時雨亭文庫理事長)
・選考方法
京都府・市、学識者、作家、芸術家、マスコミ関係者等の個人・団体から推薦のあった各分野の候補者の中から、選考委員の選考を経て決定。
・京都美術文化賞受賞者一覧
京都美術文化賞受賞者(2022年4月現在)

第35回京都美術文化賞受賞者 (敬称略)

伊庭 靖子(いば やすこ)

伊庭 靖子 (いば やすこ) 洋画

1967年京都市生まれ。’90年嵯峨美術短期大学版画科専攻科修了。’99年仏・モンフランカン、2001~’02年ニューヨークにて滞在制作を行う。身近なモチーフを撮影した写真をもとに、素材の質感や空気感を繊細な色彩で表現し、手触りなどの見えないものを視覚化することで、記憶や触感と結びつく豊かな世界を描き出す。

展 覧 会
’97年「思い出のあした」(京都市美術館)、’98年「VOCA展 ’98 現代美術の展望―新しい平面の作家たち」(上野の森美術館/東京、奨励賞受賞)、’03年「こもれび展」(水戸芸術館現代美術センター/茨城)、’05年「秘すれば花:東アジアの現代美術」(森美術館/東京)、’07年「椿会展2007 Trans-Figurative」(資生堂ギャラリー/東京、’09、’10)、「ダイアローグ コレクション活用術vol.2」(滋賀県立近代美術館)、’09年個展「伊庭靖子展―まばゆさの在処―」(神奈川県立近代美術館)、’12年「虹の彼方―こことどこかをつなぐ、アーティストたちとの遊飛行」(府中市美術館/東京)、’19年個展「伊庭靖子展 まなざしのあわい」(東京都美術館)、「みつめる―見ることの不思議と向き合う作家たち―」(群馬県立館林美術館)、’22年「感覚の領域 今、「経験する」ということ」(国立国際美術館)など多数。
受   賞
’03年第21回京都府文化賞奨励賞、’10年第20回タカシマヤ美術賞、’11年平成23年度滋賀県文化奨励賞、’19年第29回秀明文化賞、’22年第40回京都府文化賞功労賞
untitled 2006-06(2006年) untitled 2006-06(2006年)
untitled 2006-06(2006年)
untitled 2008-09(2008年)
untitled 2008-09(2008年)
untitled 2018-02(2018年) untitled 2018-02(2018年)
untitled 2018-02(2018年)
笹井 史恵(ささい ふみえ)

笹井 史恵 (ささい ふみえ) 漆芸

1973年大阪府生まれ。’98年京都市立芸術大学大学院美術研究科漆工専攻修了。2003~’05年タイ国立チェンマイ大学にて滞在制作を行う。漆独特のふっくらとした丸みとエッジ、それにより生まれる陰影を特徴とする軽やかで表情豊かな作品を生み出す。京都市立芸術大学准教授。

展 覧 会
’06年「内なるこども」(豊田市美術館/愛知)、’09年「笹井史恵×田嶋悦子~イン・ザ・フラワー・ガーデン」(茨城県つくば美術館)、個展「愛しきかたち」(豊田市美術館/愛知)、’13年個展「みのり」(髙島屋美術画廊/東京 他)、’15年個展「春」(祇をん小西/京都)、’16年「革新の工芸“伝統と前衛”、そして現代―」(東京国立近代美術館工芸館)、’17年「Designing Japan」(フィラデルフィア美術館/アメリカ)、「Hard Bodies」(ミネアポリス美術館/アメリカ)、個展(Galerie an der Pinakothek der Moderne/ドイツ)、’18年「漆の現在 2018」(日本橋三越美術画廊/東京)、’19年 個展「空のさかな」(髙島屋美術画廊/京都 他)、’20年「漆ウルトラ展」(髙島屋美術画廊/京都 他)、「Challenge-漆三人展」(艸居/京都)、’21年「華やぎの工芸展」(銀座和光ホール/東京)など多数。
受   賞
’99年京都工芸美術作家協会展 第30回記念賞、’14年京都市芸術新人賞、’15年第25回タカシマヤ文化基金タカシマヤ美術賞、第33回京都府文化賞奨励賞
華1(2008年) 華1(2008年)
華1(2008年)
かさね8(2015年)
かさね8(2015年)
藍洞-碧(2020年) 藍洞-碧(2020年)
藍洞-碧(2020年)
>中原 浩大 (なかはら こうだい)
写真:福永一夫

中原 浩大 (なかはら こうだい) 現代美術

1961年岡山県生まれ。’86年京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻修了。’80年代前半より多くの自主企画によるグループ展に参加し、様々にスタイルを変えながら、インスタレーション・立体・平面等の作品を発表。’90年の個展「Homage to the LEGO age」以降、美術作家としての自身の文脈やあり方を問い直そうとする作品を発表、2000年以降は共同研究やプロジェクトへの参加、ツバメの塒入りの観察記録、自己の幼少期の描画物を一覧する展示を企画するなど、幅広い活動を志向し展開する。京都市立芸術大学美術学部教授。

展 覧 会
’82年「フジヤマゲイシャ」(東京藝術大学展示室、京都市立芸術大学ギャラリー)、’90年個展「Homage to the LEGO age」(Heineken Village/東京)、’92年個展「Post Hobby」(佐谷画廊/東京)、「Anomaly」(レントゲン藝術研究所/東京)、’93年「Aperto ’93 XLV Biennale de Venizia」(イタリア)、’05年「景観 -もとの島-」(せんだいメディアテーク/宮城)、’06年個展「vol.2 ツバメ/Swallows 2005」(ノマル・プロジェクトスペース/大阪)、’10年「生存のエシックス」(京都国立近代美術館)、’12年個展「Drawings 1986-2012 コーちゃんは、ゴギガ?」(伊丹市立美術館/兵庫)、’13年個展「自己模倣」(岡山県立美術館)、’17年個展「Educational」(ギャラリーノマル/大阪)、’22年「人間の才能 生きることと生みだすこと」(滋賀県立美術館)など多数。
受   賞
’90年京都市芸術新人賞 造形分野、’17年第35回京都府文化賞 功労賞
吊梁; 可動; 持ち物(1985年) 写真:石原友明
吊梁; 可動; 持ち物
(1985年) 
写真:石原友明
無題(レゴ・モンスター)(1990年) 写真:成田弘
無題(レゴ・モンスター)(1990年) 
写真:成田弘
Educational(2017年) 写真:福永一夫 Educational(2017年) 写真:福永一夫
Educational 会場風景(2017年) 
写真:福永一夫

第34回京都美術文化賞贈呈式

2021年11月12日、ウェスティン都ホテル京都において、第34回京都美術文化賞贈呈式を開催しました。

第34回京都美術文化賞贈呈式
左より髙橋 匡太氏、児玉 靖枝氏、大野 俊明氏

第34回京都美術文化賞受賞記念展

京都美術文化賞ポスター
内  容
第34回京都美術文化賞受賞者である大野俊明氏(日本画)、児玉靖枝氏(絵画)、髙橋匡太氏(現代美術)の受賞記念展を開催します。また特別展示「京都美術文化賞のあゆみ」と題して過去の受賞者9名(第7回~第9回)の所蔵作品も併せて展示いたします。

【特別展示】

第7回受賞者―黒崎 彰、鈴木 治、来野 月乙

第8回受賞者―下村 良之介、番浦 有爾、深見 陶治

第9回受賞者―岩倉 寿、木村 光佑、富樫 実

会  期
2022年1月14日(金)~1月23日(日)(1月17日休館)
会  場
京都文化博物館5階展示室
(京都市中京区高倉三条/地下鉄烏丸御池駅下車徒歩3分)
時  間
10:00~18:00(最終日は16:30まで)
料  金
無料