公益財団法人 中信美術奨励基金概要

概要

 当財団は、歴史と伝統ある京都の美術文化向上に寄与するため設立母体である京都中央信用金庫預金量1兆円達成を記念して昭和62年4月に設立されました。設立の翌年昭和63年より、毎年、美術の創作活動を奨励するため、京都を基盤に活躍する芸術家3名に「京都美術文化賞」を贈呈し、受賞の翌年には受賞記念展を開催しています。また、京都の美術文化についてさまざまな角度から考察する冊子『美術京都』を発行しています。
 平成13年3月には、京都市役所前にある中信御池ビル2階に「中信御池ギャラリー」を開設し、地域の皆様に気軽に美術作品を鑑賞していただいておりましたが、手狭になったことから閉館し、平成21年2月からは、京都府庁正門西100メートルのところに「中信美術館」を設置し、運営いたしております。ここでは、京都中央信用金庫所蔵の作品や財団関係者等の企画展を開催しています。
 当財団は、平成23年4月1日より監督官庁である京都府より認定をうけ、公益財団法人中信美術奨励基金として新たなスタートをいたしました。今後は、公益財団法人としてより地域に貢献する公益性の高い財団として運営していきます。

事業

  1. (1)美術の創作活動に対する奨励

    美術の創作活動を通じて京都府市民の精神文化向上に多大の功績があった人に対して 「京都美術文化賞」を授与する。

    • 対象分野:絵画(日本画・洋画・版画)、彫刻、工芸(染織・陶芸・漆芸・その他)
    • 賞  金:賞牌と賞金1人200万円 3名以内
    • 受賞記念展の開催
  2. (2)定期刊行物『美術京都』の発行

    京都における美術文化向上に寄与するための定期刊行物『美術京都』(A5判)を 年1回発行。配付先は京都府・市民、美術館等の希望者。無料。

  3. (3)美術館の運営により、広く美術鑑賞の機会の提供
    • 「中信美術館」の運営を通じて美術作品の展示
    • 各協賛事業等