展覧会情報
- ※年度をご選択いただけます。
(公財)中信美術奨励基金所蔵品展 未公開コレクション
終了

2025年2月12日(水)~
3月21日(金)
休館日:月曜日
公益財団法人中信美術奨励基金所蔵のコレクションの中からこれまで中信美術館において展示の機会を得られなかった未公開の作品を一挙に公開いたします。
【出品作家】
小名木陽一、柏原えつとむ、岸映子、北山善夫、國府克、笹井史恵、鈴鹿芳康、坪井明日香、西久松吉雄、西山美なコ、羽田登喜男、やなぎみわ、八幡はるみ ほか
面屋庄甫の世界 その軌跡
終了

2024年10月4日(金)~
11月22日(金)
休館日:月曜日
長い伝統を継承した優雅で風格のある京人形とともに、世界各地を訪れ多様な文化や人との交流の中で培った独自の世界観で様々なモチーフの独創的な創作人形を制作する京人形司十四世面庄・面屋庄甫氏による展覧会です。
本展では、「インドシリーズ」など新たな時代を意識した1970年代の作品から、「包縛シリーズ」や等身大以上の大きな「ひとがた」、近年の詩情溢れる創作人形などを一堂に展示いたします。
先生の創作活動の変遷を巡り、豊かな作品世界をお楽しみください。
【ギャラリートーク】
日 時:10月17日(木)、11月5日(火) 各回14時から 約30分間
会 場:中信美術館 3階談話室
参加方法:申込不要、先着順(席に限りがございますので予めご了承ください)
伊部京子展 和紙物語
終了

2024年6月7日(金)~
7月26日(金)
休館日:月曜日
一貫して和紙を素材とする創作活動を展開する伊部京子氏による展覧会です。
和紙造形という独自の領域を開拓し、平面のみならずインスタレーションや舞台美術などアート・クラフト・デザインの境界を越えた幅広い作品を手掛け、アメリカを中心に発表を続ける伊部氏のデビュー50周年を記念し、本展では1990年代から最新作までの作品の変遷を辿り、多様な和紙の表現を紹介します。
伊部氏が「日本の自然と文化の調和の象徴」と語る和紙が織りなす豊かな作品世界をお楽しみください。
京都中央信用金庫所蔵品展
万彩の息吹
終了

2024年4月9日(火)~
5月17日(金)
休館:月曜日、GW期間(5月3日(金)~6日(月))
春の訪れとともにあふれだす生命の「息吹」をテーマとした展覧会です。京都中央信用金庫ならびに公益財団法人中信美術奨励基金所蔵のコレクションより、草花や動物、早乙女など動植物の生き生きとした生命感に溢れた春の彩りが感じられる作品を展示いたします。暖かく活気に満ちた空間で、心も明るく弾むような季節感をお楽しみください。
清水六兵衞 CERAMIC SIGHT
終了

2024年2月7日(水)~
3月15日(金) 月曜日休館
現代アートや建築にも通じる立体や空間の表現で、新たな造形の可能性を追求する陶芸家、八代清水六兵衞氏による展覧会です。
図面通りにカットした土の板を結合する「タタラ成形」と焼成によるゆがみを意図的に取り入れることで生み出される造形の独自性が光ります。彫刻的なオブジェ作品から、設置空間までデザインする大型作品、内部空間がより強調された器物としての機能を持つ近作まで40点余りを展示し、先生の作陶の歩みを幅広くご紹介いたします。
羽田家のキモノ展
登喜男・登・登喜
友禅の心を伝える
終了

2023年10月13日(金)~
11月30日(木) 月曜日休館
京友禅に加賀友禅を融合させた独自の技法により新境地を切り拓いた重要無形文化財保持者・羽田登喜男氏、ならびに羽田登氏、羽田登喜氏の三氏による展覧会です。
繊細かつ豪華な着物作品とともに、登喜男氏により献納された祇園祭蟷螂山の懸装品を展示し、三代にわたり継承・発展される羽田友禅の伝統と技を広く一般に公開いたします。
京都中央信用金庫所蔵品展
風水に涼む
終了

2023年7月20日(木)~
8月31日(木) 月曜日休館
暑さ厳しい夏にひとときの「涼」をお届けする展覧会を開催いたします。
京都中央信用金庫ならびに公益財団法人中信美術奨励基金所蔵のコレクションの中から、風と水をテーマに五感で涼を感じられる作品をご紹介します。
【展示作家】
池田遙邨、木村秀樹、関主税、堂本阿岐羅、西野康造、西野陽一、箱崎睦昌、三橋遵ほか
【坪井明日香作品収蔵記念特別展示】
2022年にご逝去された陶芸家・坪井明日香先生の作品を新たに収蔵したことを記念し、作品約15点を特別展示いたします。
石本正 ―線に込める想い―
終了

2023年4月11日(火)~
5月31日(水)
5月1日(月)~8日(月)、
月曜日 休館
生涯にわたり京都の地で創作を続け、優れた表現力で日本画壇の最前線にあり続けた画家 石本正氏の回顧展です。年代や対象によって移り変わる《線》の表現の変化とこだわりに焦点を当て、その想いと魅力に迫ります。初公開作品を含む45点余りを展示いたします。

【関連企画展】
「生誕100年 回顧展 石本 正」
会期
2023年4月4日(火)~5月28日(日)
休館日
月曜日
会場
京都市京セラ美術館 本館 北回廊2階
時間
10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
※有料
展覧会公式HP
http://www.sekisho-art-museum.jp/kaikoten/
美術館公式HP
https://kyotocity-kyocera.museum/
お問合せ
075-771-4334(京都市京セラ美術館)
生誕100年 下村良之介展
終了

2023年2月8日(水)~
3月17日(金) 月曜休館
伝統的日本画に対する前衛の姿勢を貫いた画家・下村良之介氏の回顧展です。パンリアル美術協会を拠点に活動を展開し、日本画のイメージを覆す様々な素材や技法を取り入れた作品を生み出されました。キュビスム的な群像表現から紙粘土を用いたレリーフ状の重層的な形象表現へと独自の重厚な表現世界の確立に至った創作姿勢から「反骨の画人」と称されます。本展では、鳥をモチーフとした重厚な代表作を中心に、「やけもの」と称する陶芸作品など多岐にわたる創作の世界を一堂に展観いたします。
八木明
―磁の流れ―
終了

2022年10月5日(水)~
11月25日(金) 月曜休館
卓越した轆轤技による清新な青白磁と空間表現が国内外で高く評価される八木 明氏による展覧会です。
八木氏は現代的な感覚で、独自の造形美により存在感を放つ作品と空間との繋がりを演出し、磁器の可能性を提示されています。本展では、空間を内包する入れ子の作品を中心に、父・八木一夫氏をはじめとする作家一家の作品も展観いたします。
不思議なリズムを刻む奥深い陶の美しさをお楽しみください。
下保昭展
―幽玄へのいざない―
終了

2022年7月1日(金)~
8月12日(金) 月曜休館
墨のにじみや陰影を生かした独自の世界を確立し、現代の水墨表現に新たな地平を拓いた日本画家下保昭氏の回顧展。
日展での活躍を経て、中国・日本の山水を描いた格調高い水墨画が高く評価される。本展では、日本風土特有のたおやかな優しさと霊的なものの表現を追求した晩年の作品を一堂に展観いたします。
静謐なる幽玄の世界をご堪能ください。
京都中央信用金庫所蔵品展
ひかり萌ゆ
終了

2022年4月12日(火)~
5月27日(金)
4月29日(金)~
5月5日(木)、月曜日 休館
花便りも伝わる季節に、心をも明るく癒してくれる展覧会を開催いたします。
京都中央信用金庫ならびに公益財団法人中信美術奨励基金所蔵のコレクションの中から、春の暖かな光とぬくもりが感じられる作品を展観予定。
春とともに明るい未来が訪れますように。
【展示作家】
池田遙邨、上村淳之、工藤甲人、関主税、堂本元次、浜田観、三輪晃久、山口華楊ほか
今井政之展 自然へのときめき
終了
今井政之展
自然へのときめき
終了

2022年2月10日(木)~
3月18日(金)月曜休館
植物の模様を象嵌する面象嵌技法の第一人者として知られ、国内外で高い評価を受ける陶芸家今井政之氏の展覧会です。
本展では、自然と向き合い「土」の可能性を追求し続ける先生が近年意欲的に取り組まれている白砂瓷の作品や初公開の最新作を中心に、一堂に展観いたします。
「土」で見事に表現された生命力溢れる動植物が描かれた作品群をお楽しみください。
麻田脩二展
終了

2021年10月26日(火)~
12月3日(金)月曜休館
伝統とは一線を画す独自の染色世界を作り上げてきた麻田脩二氏による展覧会です。
麻田氏は、染色集団「無限大」での活動を経て、国内外で意欲的な創作活動を展開され、その革新的な作品は、工芸の域を越え現代美術としても高く評価されます。本展では、斬新で遊び心あふれる作品の中から、躍動する近年の新作を中心に展示いたします。
麻田氏が情熱を注ぐ新たな染色の世界をお楽しみください。
川村悦子展 絵画の森へ
終了

2021年7月20日(火)~
9月10日(金)月曜休館
京都美術文化賞第25回受賞者の川村悦子氏は、洋画という枠にとらわれず、ときには日本の伝統的な美の雰囲気を醸し出した作品を制作されています。本展では、初期から近年まで油彩の可能性を押し広げた珠玉の作品を一堂に展観いたします。魅力的な絵画の森へぜひ足をお運びください。
◎ギャラリートーク「※開催中止」
新型コロナウイルス感染症拡大のため、中止とさせていただきます。
9月3日(金)各回1時間程度
第1回:午前11時~ / 第2回:午後2時~
会 場:中信美術館 3階
定 員:各回20名(先着順)
※聴講無料・事前申込不要
ギャラリートーク中止に伴い、特別に制作過程等を紹介した動画を配信いたします。
配信期間:9月3日~9月10日(5分程度)
配信は終了いたしました。
京都中央信用金庫創立80周年記念事業・
一般財団法人きょうと視覚文化振興財団設立記念
須田国太郎展
~油彩と能・狂言デッサン~
終了

2021年4月7日(水)~
5月16日(日)月曜休館
2021年は須田国太郎生誕130年、没後60年の記念の年にあたります。
京都に生まれ京都に生きた洋画家 須田国太郎氏。本展では代表作とともに京都では初めての展示となる「能・狂言」のデッサンも併せて展示いたします。日本の精神文化に根差した日本本来の油彩画の在り方を追求し続けた須田国太郎の魅力を存分にお楽しみいただければ幸いです。
会期中下記の通り講演会を開催いたします。
◎講演会
会 場:京都府立府民ホール”アルティ”(京都市上京区烏丸通中立売御門前)
地下鉄烏丸線「今出川」駅下車 南へ徒歩5分
4月15日(木)
午後1時30分~午後2時45分(予定)
第一部 須田国太郎の作風 /原田平作氏(大阪大学名誉教授)
竹内浩一氏(日本画家)
午後3時00分〜午後4時15分(予定)
第二部 須田国太郎の能・狂言デッサン /天野文雄氏(京都芸術大学舞台芸術研究センター所長)
金剛永謹氏(金剛流二十六世宗家)
参加費:無料
定 員:150名(先着順・申込不要)
※定員を超えた場合は、入場をお断りさせていただく場合があります。
鈴木 治 土のかたち
終了

2020年9月3日(木)~
10月9日(金)月曜休館
実用的な器にとどまらず、純粋な立体造形としての作陶を追求した陶芸家鈴木治氏の回顧展を開催いたします。
鈴木氏は、前衛陶芸作家集団「走泥社」を結成、陶芸における表現の可能性を広げる独創的な創作活動を展開されました。
本展では、青白磁や焼締めの他、遺作となった「蘖(ひこばえ)」シリーズなど初期から晩年の作品を一堂に展観いたします。
動物や自然現象のイメージを鋭い感性で表現した詩情あふれる作品をお楽しみください。
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石本 正生誕100年・京都中央信用金庫創立80周年
石本 正の[1950年~1970年]
“画業深化の時代”
終了

2020年10月30日(金)~
12月11日(金)月曜休館
戦後まもなく本格的に作家活動を始め、95歳でこの世を去るまで日本画壇の第一線にあり続けた画家・石本正氏。
日本画滅亡論などが取り沙汰される混迷の時代にあっても己の道を突き進み、古来の芸術が持つさまざまな「美」を現代の自分の生活感情と調和させた“新しい日本画“の創出を志向しました。そんな彼にとって1950年から1970年代は、挑戦と試行錯誤を繰り返し、画家としての実力を深めていった時代でした。
本展では、氏の生誕100年を記念し、様々な表現に取り組むことで自身の画業を深化させた時代の一端を、個人所蔵の貴重な作品を含めて展観いたします。
生涯を懸けて己の求める美を追求した画家の姿に思いを馳せていただければ幸いです。
京都中央信用金庫所蔵品展
~暮らしを彩る~
終了
2021年2月10日(水)~
3月12日(金)月曜休館
新型コロナウイルス感染症の影響により自宅で過ごす時間が増えている今日、日常の暮らしの中に美術を迎え、豊かに彩られた毎日を楽しむのはいかがでしょうか。
本展では、京都中央信用金庫ならびに公益財団法人中信美術奨励基金所蔵のコレクションの中から、自宅でも楽しめる絵画や工芸品など美術品の数々をご紹介いたします。
それぞれの作品がご自宅の玄関や床の間、あるいは窓辺にある暮らしを思い描きながら、暮らしを彩るお気に入りの一品を見つけてください。
【展示作家】
今井政之、上村淳之、奥村土牛、片岡球子、佐藤太清、清水六兵衞、服部峻昇、三輪良平、山口華楊、樂直入ほか
【特別展示】
新収蔵品 竹内栖鳳「船中問答図」(屏風絵)を初公開
京都工芸の精華2019展
終了

2019年4月10日(水)~
5月19日(日)月曜休館
ゴールデンウイーク中の4月29日(月)~5月6日(月)は休館
このたび、中信美術館では3回目となる「京都工芸の精華2019展」を開催いたします。京都の工芸の魅力を世界に発信しておられる作家集団「工芸京都」には、当財団の理事今井政之氏をはじめ、京都美術文化賞受賞者である面屋庄甫氏、望月玉船氏、井隼慶人氏らが所属しておられます。本展では28名の作家による陶芸、漆芸、染織、木工、金工、ガラスなど様々な分野の工芸作品を展示し、最先端の京都工芸の現状を紹介いたします。なお、作家集団「工芸京都」は京都・ボストン姉妹都市提携60周年を記念して、今秋ボストンで展覧会を開催予定です。ぜひ、この機会に京都の工芸の粋をご堪能ください。
なお、会期中展示作家によるギャラリートークを開催いたします。聴講無料・事前申込は不要です。
4月10日(水)14時~
今井政之氏、村山 明氏、吉水絹代氏、今井眞正氏
4月26日(金)14時~
井上絵美子氏、伯耆正一氏、吉田匡廣氏
5月10日(金)14時~
小林祥晃氏、柴田良三氏、村田好謙氏、三木啓樂氏
(作家は予定)
【出展作家】(分野別五十音順)
表は横にスライドして閲覧できます。
陶芸 | 井出照子、今井眞正、今井政之、永樂善五郎、片山雅美、加藤丈尋、叶道夫、 河野榮一、小林英夫、柴田良三、伯耆正一 |
---|---|
染織 | 井隼慶人、小林祥晃、内藤英治、長尾紀壽、細見 巧、吉田匡廣、吉水絹代 |
漆芸 | 井上絵美子、藤井收、三木啓樂、村田好謙、望月玉船 |
金工 | 向井弘子 |
木工 | 角田誠治、村山明 |
人形 | 面屋庄甫 |
ガラス | 德力竜生 |
休館 2019年5月20日(月)~6月3日(月)
日本画・陶芸
西久松吉雄・綾・友花展
-地のかたち・水のめぐみ・
土のちから-
終了

2019年6月4日(火)~
7月5日(金)月曜休館
2010年に当財団の第23回京都美術文化賞を受賞され、現在は創画会常務理事として日本画壇の第一線で活躍しておられる西久松 吉雄氏。同じく日本画家で、若手作家として活躍しておられるご子息 綾氏。 みずみずしい感性で創作を続ける陶芸家のご息女 友花氏。 親子3人によるはじめてのコラボレーション展示を開催いたします。 近作を中心に展示いたしますので、この機会にぜひご高覧ください。
夏期休館 2019年7月6日(土)~9月2日(月)
京都中央信用金庫所蔵品展
~錦秋の季節に~
終了

2019年9月3日(火)~
10月11日(金)月曜休館
2019年9月1日から7日にかけて、日本で初めての国際博物館会議(ICOM)京都大会が開催されます。世界141の国と地域から、3,000人を超える博物館の専門家が集まる大会で、中信美術館も開催記念イベントに参加しています。
本展では、京都中央信用金庫のコレクションの中から、秋の草花や紅葉、月など「秋」をテーマに描いた作品を展示いたします。この機会に是非ご高覧下さい。
<出品作家>(予定)
池田遙邨・上村松篁・大野俊明・大山忠作・下保昭・後藤純男・芝田米三・堂本印象・濱田観・濱田昇児・平山郁夫・前田青邨・三輪晃勢 他
休館 2019年10月12日(土)~10月31日(木)
石本正
―京の風土にいだかれて―
終了

2019年11月1日(金)~
12月13日(金)月曜休館
二十歳で郷里・島根を離れ75年、京の風土を愛し、生涯この地で制作を続けた日本画家・石本正氏。中信美術館で11回目となる本展では、来年の生誕100年に先駆けて、氏の代名詞「舞妓」シリーズを中心に、京都ゆかりの作品を展観します。
石本氏の描いた美しい京の姿を存分にご堪能ください。
小嶋悠司展
終了

2020年2月12日(水)~
3月13日(金)月曜休館
創画会副理事長として活躍し、2016年享年72で没した日本画家小嶋悠司氏の回顧展を開催します。
日本画の中に西洋画の画材を取り入れるなど独自の技法により、従来の日本画にはなかった重厚な画面を生み出し、荒々しい絵肌で人間存在の凝視をテーマとした作品を多数制作されました。
本展では、公開回数の少ない貴重な作品をはじめ、晩年の大作など30点余りを展示いたします。
日本画の枠を超えた他に類を見ない小嶋氏の世界を、どうぞこの機会にご高覧ください。
新型コロナウィルスの影響で臨時休館となったため、今回特別に展示の様子を下記にて公開いたします。
終了しました。
染め・布象嵌 福本繁樹展
終了

2018年4月18日(水)~
5月18日(金)月曜休館
第14回京都美術文化賞受賞者の染色家福本繁樹氏による展覧会を開催いたします。福本氏は35年に亘る創作活動の中で蝋染や布象嵌、モザイク技法等様々な染色技法を生みだし、現代美術やファイバーアートの領域でも活躍しておられます。本展では、代表作を中心に展示し、昨年出版された作品集を用いたインスタレーションも発表いたします。なお、会期中に福本氏によるギャラリートークを開催いたしますのでぜひご参加ください。
- ◎ギャラリートーク:「戦後京都の現代染色と私の仕事」
講師:福本繁樹氏 4月20日(金)午後2時-午後3時30分
会場:中信美術館3階 事前申込不要・聴講無料
休館 2018年5月19日(土)~6月4日(月)
福本潮子展-布を藍で染める-
終了

2018年6月5日(火)~
7月6日(金)月曜休館
2012年に当財団の第25回京都美術文化賞を受賞された染色家福本潮子氏による展覧会を開催いたします。藍染めをアートの領域に高めた先駆的な存在として国際的に活躍している福本氏。本展では、代表作《霞の茶室》をはじめ、本展覧会開催に向けて制作された古布を用いた新作など、革新的な作品の数々を展示いたします。「ジャパン・ブルー」と呼ばれ世界中で愛されてきた藍の世界をお楽しみください。
なお、会期中に福本氏によるギャラリートークを開催いたしますのでぜひご参加ください。
- ◎ギャラリートーク:「布を藍で染める」
講師:福本潮子氏 6月13日(水)午後2時より
会場:中信美術館3階 事前申込不要・聴講無料
夏期休館 2018年7月7日(土)~9月3日(月)
畠中光享日本画展 観想
-歴史と自然からまなぶ-
終了

2018年9月4日(火)~
10月11日(木)月曜休館
2014年に当財団の第27回京都美術文化賞を受賞された日本画家畠中光享氏による展覧会を開催いたします。
インドの風俗や仏伝など主に仏教を題材に作品を制作しておられる畠中氏。
本展では、2018年秋に落慶予定の興福寺中金堂祖師画の下絵をはじめ、本展覧会開催に向けて制作された新作など、約20点を展示いたします。
なお、会期中、畠中氏によるギャラリートークを開催いたしますのでぜひご参加ください。
- ◎ギャラリートーク
講師:畠中光享氏
9月4日(火)、20日(木)、
26日(水)、10月6日(土)
いずれも午後2時より
会場:中信美術館3階 聴講無料・事前申込不要
休館 2018年10月12日(金)~10月25日(木)
石本正のアトリエより
-ロマネスク素描紀行-
終了

2018年10月26日(金)~
12月7日(金)月曜休館
ロマネスク美術をこよなく愛し、幾度となく欧州を旅した石本正氏。
イタリアの都市を中心として、フランスやスペインなど各地に赴き、中世の面影を残した風景を数多く描いておられます。
中信美術館で10回目となる本展では、ロマネスク素描紀行と題し、アトリエに愛蔵されていた未公開デッサンを含む約40点を展示いたします。 氏が心惹かれ感動した風景をご覧いただき、石本芸術の世界に触れていただく機会となれば幸いです。
なお、当初展覧会予定より内容を変更して開催いたします。
冬期休館 2018年12月8日(土)~2019年2月13日(水)
堂本元次展
終了

2019年2月14日(木)~
3月15日(金)月曜休館
2000年に当財団の第13回京都美術文化賞を受賞され、2010年にご逝去された日本画家の堂本元次氏の展覧会を開催いたします。
日本画家の堂本印象に師事し、現代的な風俗画や抽象画、中国の風景など様々なジャンルの作品を描かれた堂本氏。本展では京都府所蔵の作品を中心に約20点を展示し、多彩な画歴をたどります。
休館 2019年3月16日(土)~4月9日(火)
京都工芸の精華2017展
終了

2017年4月13日(木)~
5月14日(日)月曜休館
このたび、中信美術館では2回目となる「京都工芸の精華2017展」を開催いたします。
京都の工芸の魅力を世界に発信しておられる作家集団「工芸京都」には、当財団の理事今井政之氏をはじめ、京都美術文化賞受賞者である面屋庄甫氏、望月玉船氏、井隼慶人氏らが所属しておられます。
本展では30名の作家による陶芸、漆芸、染織、木工、金工、ガラスなど様々な分野の工芸作品約60点を展示いたします。ぜひ、この機会に京都の工芸の粋をご堪能ください。
なお、会期中展示作家によるギャラリートークを開催いたします。聴講無料・事前申込は不要です。
4月13日(木)14時~
今井政之氏、井隼慶人氏、望月玉船氏、村山 明氏
4月21日(金)14時~
小林英夫氏、内藤英治氏、村田好謙氏、向井弘子氏
5月10日(水)14時~
叶 道夫氏、田匡廣氏、藤井 收氏、加藤忠雄氏
(作家は予定)
【出展作家】(分野別五十音順)
表は横にスライドして閲覧できます。
陶芸 |
井出照子、今井眞正、今井政之、永樂善五郎、片山雅美、加藤丈尋、叶道夫、河野榮一、小林英夫、柴田良三、伯耆正一 |
---|---|
染織 |
井隼慶人、小林祥晃、志村光広、内藤英治、長尾紀壽、田匡廣、吉水絹代 |
漆芸 |
井上絵美子、笹井史恵、藤井收、三木啓樂、村田好謙、望月玉船 |
金工 |
加藤忠雄、向井弘子 |
木工 |
角田誠治、村山明 |
人形 |
面屋庄甫 |
ガラス |
德力竜生 |
休館 2017年5月15日(月)~6月8日(木)
公益財団法人中信美術奨励基金 設立30周年記念 京都美術文化賞受賞者作品展
終了

2017年6月9日(金)~
8月6日(日)
公益財団法人中信美術奨励基金設立30周年を記念して、財団の中心事業である「京都美術文化賞」の第1回(1988年)から第30回(2017年)までの受賞者90名の作品を展示し、財団の事業を振り返ります。会期を前期、中期、後期の3回に分けて開催いたします。また、6月30日(金)、7月21日(金)の14時より、榊原郎氏(京都市立芸術大学名誉教授)によるギャラリートークを開催いたします。ぜひご参加ください。(※6月9日(金)は終了しました。)
前期:6月9日(金)~6月25日(日)
中期:6月30日(金)~7月16日(日)
後期:7月21日(金)~8月6日(日)
<展示作家>
前期 6.9(金)→6.25(日)
第1回―第10回受賞者
表は横にスライドして閲覧できます。
日本画 |
秋野不矩、岩倉 寿、下保 昭、下村良之介、竹内浩一、中野弘彦、中野嘉之 |
---|---|
洋画 |
麻田 浩、小牧源太郎、齋藤眞成、三尾公三 |
版画 |
木村光佑、黒崎 彰、吉原英雄 |
彫刻 |
井田 彪、内田晴之、小清水 漸、富樫 実、野崎一良、番浦有爾 |
染色 |
伊砂利彦、来野月乙、西嶋武司 |
陶芸 |
鈴木 治、坪井明日香、深見陶治、藤平 伸、樂 吉左衞門 |
漆芸 |
南 祥輝 |
人形 |
面屋庄甫 |
中期 6.30(金)→7.16(日)
第11回―第20回受賞者
表は横にスライドして閲覧できます。
日本画 |
入江酉一郎、岩本和夫、小嶋悠司、堂本元次、西野陽一、吉川 弘 |
---|---|
洋画 |
加藤明子、芝田 耕、平岡靖弘、森本 勇、渡辺恂三 |
版画 |
木田安彦 |
彫刻 |
木代喜司、小林陸一郎、竹内三雄、宮瀬富之 |
染色 |
井隼慶人、河田孝郎、澁谷和子、福本繁樹 |
陶芸 |
栗木達介、林 秀行、林 康夫、柳原睦夫、山田 光 |
漆芸 |
服部峻昇、望月玉船 |
截金 |
江里佐代子 |
写真 |
井上隆雄 |
ファイバーアート |
上野真知子 |
後期 7.21(金)→8.6(日)
第21回―第30回受賞者
表は横にスライドして閲覧できます。
日本画 |
浅野 均、西久松吉雄、箱崎睦昌、畠中光享、森田りえ子 |
---|---|
洋画 |
川村悦子、山部泰司 |
版画 |
木村秀樹、山本容子 |
彫刻 |
今村 源、西野康造 |
染色 |
麻田脩二、田島征彦、福本潮子、三橋 遵 |
陶芸 |
秋山 陽、清水六兵衞、松井利夫、松本ヒデオ、八木 明 |
ガラス造形 |
生田丹代子 |
写真 |
甲斐扶佐義 |
ファイバーアート |
伊部京子、久保田繁雄、小林尚美 |
マルチメディア・アート |
野村 仁 |
現代美術 |
森村泰昌、やなぎみわ、ヤノベケンジ |
花人 |
川瀬敏郎 |
(50音順)
休館 2017年8月7日(月)~9月4日(月)
木田安彦 木版画展
終了

2017年9月5日(火)~
10月8日(日)月曜休館
2004年に当財団の第17回京都美術文化賞を受賞された版画家・木田安彦氏(1944~2015年)の展覧会を開催いたします。
版画をはじめガラス絵、板絵、陶やポスターなど多彩な領域で制作活動を続けてこられた木田氏。
本展では木版画作品に注目し、NHK大河ドラマ「新選組!」のタイトル版画に使用された作品や最後の木版画作品である「西国三十三所」シリーズなど、初期から晩年までの代表作を展示いたします。大胆な画面構成と緻密な彫りの木版画作品を是非この機会にご覧ください。
休館 2017年10月9日(月)~10月25日(水)
石本正 裸婦素描展
~ヴィーナスを求めて
終了

2017年10月26日(木)~
12月10日(日)月曜休館
中信美術館で毎年開催させていただいている「石本正展」。
今回の展覧会では、石本先生が生涯手元に置き、アトリエで大切に保管しておられた創作の原点とも言える裸婦デッサンを初公開いたします。
1975年に発行された自選素描集の原画作品をはじめ、20代後半から30代頃に描かれた太い線が印象的なコンテ素描、妖艶で神秘的な女性表現に深みが増した60代後半から70代前半頃の素描など約40点を展示いたします。
様々な年代の素描を一堂に見れる貴重な機会ですので、ぜひご高覧ください。
休館 2017年12月11日(月)~2018年2月12日(月)
京都中央信用金庫所蔵品展
「三浦景生と同時代の作家たち」
終了

2018年2月13日(火)~
3月15日(木)月曜休館
当財団の役員、選考委員として長年に亘りご尽力いただきました染色家の三浦景生氏。
本展では、野菜や果物が空を舞う遊び心いっぱいの染色作品をはじめ、陶筥や陶板、イメージの源となったスケッチなどを展示し、多彩な制作活動の一端をご紹介いたします。また、伊藤清永、高山辰雄、佐藤太清、齋藤眞成、石本正、清水九兵衞など同時代に活躍した作家たちの作品を京都中央信用金庫および公益財団法人中信美術奨励基金の所蔵コレクションより一堂に展観いたします。
日本画、洋画、染色、彫刻などさまざまなジャンルの作品をお楽しみください。
望月玉船・和風展
終了

2016年4月28日(木)~
5月29日(日)月曜休館
2005年に当財団の第18回京都美術文化賞を受賞された漆芸家の望月玉船(重延)氏と、奥様で書家の望月和風氏による展覧会。
約50年に亘り漆芸の道を歩んでこられ、現在は新匠工芸会会員、京都工芸美術作家協会理事として、国内外で積極的に活動しておられる玉船氏。
父・村上三島氏に師事され、毎日書道展毎日賞や日本書芸院展日本書芸院大賞等数々の賞を受賞し、現在は日展会員として活躍しておられる和風氏。
本展では、それぞれの新作を含めた近年の作品約40点をご紹介させていただきます。漆と書のコラボレーションをお楽しみください。
休館 2016年5月30日(月)~6月9日(木)
染とファイバーアート
終了

2016年6月10日(金)~
7月10日(日)月曜休館
日本が誇る伝統工芸の一つに「染織」があります。とりわけ京都は、その中心として発展してきました。また様々な繊維素材に注目した「ファイバアート」も染織文化の歴史と伝統技術を持つ土壌の中で、新たな芸術分野として成長しています。本展では、京都中央信用金庫ならびに公益財団法人中信美術奨励基金が所蔵する作品の中から祇園祭をテーマにした屏風や水辺をイメージした染色作品、和紙を使ったファイバーアート作品など約20点を展示いたします。この機会に是非ご高覧下さい。
<出品作家>
上野真知子、麻田脩二、伊砂利彦、井隼慶人、伊部京子、河田孝郎、来野月乙、小林尚美、澁谷和子、田島征彦、西嶋武司、福本繁樹、福本潮子、三浦景生、三橋遵 他
休館 2016年6月10日(金)~9月1日(木)
具象彫刻展
-今、生きる20人の視座-
終了

2016年9月2日(金)~
10月6日(木)月曜休館
このたび中信美術館では、「具象彫刻展ー今、生きる20人の視座ー」を開催いたします。この展覧会は、当財団の京都美術文化賞受賞者である木代喜司氏、宮瀬富之氏をはじめとする具象彫刻家20名による展覧会です。人や動物をモチーフに、大理石や石膏、樹脂、ブロンズなどさまざまな素材で創られた彫刻作品約40点を展示いたします。現代日本の具象彫刻界で意欲的に活動を続けている作家たちの個性溢れる多彩な作品群をご堪能ください。
<展示作家>
木代喜司、宮瀬富之、石田陽介、磯尾隆司、伊庭照実、伊庭靖二、宇治川久司、江里敏明、小野啓亘、九後 稔、紺谷 武、笹山幸德、柴田篤男、嶋畑 貢、高石麻代、髙砂晴光、竹谷邦夫、谷口淳一、三上健治、吉居寛子
休館 2016年10月7日(金)~10月26日(水)
石本正 素描展
-鶏頭・芥子・糺の森-
終了

2016年10月27日(木)~
12月11日(日)月曜休館
昨年9月にご逝去された日本画家石本正氏の素描展を開催させていただきます。本展では、アトリエに残された未公開の素描画および島根県浜田市立石正美術館が所蔵する素描画の中から、鶏頭や芥子、糺の森を描いた作品を展示し、独自の美を追求し続けてこられた石本氏の創作の原点に迫ります。この機会にぜひ石本芸術の世界に触れてください。
休館 2016年12月12日(月)~2017年2月14日(火)
没後10年 吉原英雄展
終了

2017年2月15日(水)~
3月15日(水)月曜休館
1992年に当財団の第5回京都美術文化賞を受賞された版画家・吉原英雄氏(1931~2007年)の展覧会を開催いたします。 石版と銅版を同一画面上に刷るという技法を開拓し、クールで緊張感のある表現を実現した吉原氏。本展では、1957年の第1回東京国際版画ビエンナーレ展に入選した《ひまわり》や、1968年の第6回東京国際版画ビエンナーレ展で文部大臣賞を受賞した《シーソーI》など代表作を中心に展示し、没後10年に際し多彩な制作活動を振り返ります。表現の可能性を追求し続けた吉原氏の作品群をぜひこの機会にご覧ください。
休館 2017年3月16日(木)~2017年4月12日(水)
創立75周年記念
京都中央信用金庫所蔵品展
-花紀行-
終了

2015年4月14日(火)~
5月17日(日)月曜休館
京都中央信用金庫は、おかげさまで2015年6月に創立75周年を迎えます。日頃の皆さまのご愛顧に感謝して、平成27年度は京都中央信用金庫および公益財団法人中信美術奨励基金所蔵の作品を展示する企画展を、中信美術館において3回にわたり開催いたします。 第1回目となる本展では、欄や薔薇、梅、牡丹など四季折々の花をテーマに描いた作品を展示いたします。池田遙邨の「花の疏水辺」や濱田観の「芥子」など一堂に展覧いたしますので、画家たちの競演をお楽しみください。
休館 2015年5月18日(月)~6月3日(水)
創立75周年記念
京都中央信用金庫所蔵品展
-静かなる美と物語を画く-
終了

2015年6月4日(木)~
7月8日(水)月曜休館
中信美術館では、京都中央信用金庫創立75周年記念事業の一環として、 平成27年度は所蔵品展を3回開催いたします。
第2回目となる本展では、京都中央信用金庫および公益財団法人中信美術奨励基金所蔵の作品から、 「静物画」を約25点展示いたします。 静物画には、私たちの生活に溶け込んだ身の回りの品々が多く描かれています。 細部まで写実的に描かれた花瓶や壺、卓上の果物や花瓶に生けられた花など、 画壇の巨匠たちによる多彩な表現をご堪能ください。
<出品作家>
青木大乗・秋野不矩・麻田辨自・大山忠作・小倉遊亀・加藤東一・濱田観・三輪晁勢・山本倉丘・吉田善彦 他
夏期休館 2015年7月9日(木)~9月3日(木)
三浦景生展-行雲流水-
終了

【前期】2015年9月4日(金)~
9月27日(日)
【後期】2015年9月29日(火)~
10月18日(日) 月曜休館
当財団顧問であり染色家・三浦景生氏の展覧会を開催いたします。 1916年、京都で七代続いた表具師の家に生まれた三浦氏。終戦後、染色作家として布を染め分け裁断して貼り合わせる独自の「布象嵌法」などを用いた抽象表現の話題作を次々と発表。 卓越した造形デザイン力で、独特の色彩世界を創り出してこられました。
本展では、屏風やパネルなどの染色作品に加えて、温かさとユーモア溢れる陶筥や貴重なスケッチ、新聞連載の挿絵など70年にわたる多彩な創作活動の一端を紹介いたします。 また、期間中には一部展示替えをいたします。ぜひこの機会に、三浦氏の芸術世界をご堪能ください。
休館 2015年10月19日(月)~10月27日(火)
石本正新作展-旅-
終了

2015年10月28日(水)~
12月10日(木)月曜休館
平成27年9月26日にご逝去された日本画家 石本 正 氏の展覧会。
「石本 正 新作展」は、平成21年に中信美術館を開館して以来毎年開催させていただいており、今年で7回目となりました。
本展では、昨年に描き上げられた新作5点と、晩年に描き続けておられた制作途中の作品併せて約30点を展示いたします。
制作の元となったスケッチも展示いたしますので、最後の新作展をぜひこの機会にご覧いただきたいと思います。
冬期休館 2015年12月11日(金)~2016年2月9日(火)
創立75周年記念
京都中央信用金庫所蔵品展
-古都を描く-
終了

2016年2月10日(水)~
3月13日(日)月曜休館
中信美術館では、京都中央信用金庫創立75周年記念事業の一環として、平成27年度は所蔵品展を3回開催いたします。
第3回目となる本展では、京都中央信用金庫および公益財団法人中信美術奨励基金所蔵の作品から、 「古都」をテーマに、京都や奈良を描いた作品、舞妓を描いた作品等約25点を展示いたします。
<出品作家>
池田遙邨・石本 正・小川雨虹・木田安彦・鬼頭鍋三郎・後藤純男・堂本阿岐羅・林 功・三輪良平・吉田善彦 他
休館 2016年3月14日(月)~4月中旬
ある日の幻妖 齋藤眞成展
終了

2014年4月8日(火)~
5月11日(日)月曜休館
真如堂の元貫主であり、国際的に活躍する洋画家でもある齋藤眞成氏による展覧会。 昨年は、山形県郷土館や京都文化博物館で個展を開催されるなど、96歳を過ぎた現在も精力的に活動しておられます。
今回の展覧会では、仏教的な要素が盛り込まれた作品だけでなく、猫や蛙、鳥などの動物が画面に登場する幻想的な作品など、大阪府所蔵の作品を中心に約25点を展示し、齋藤氏の画業の一端を紹介します。自由な感性で描かれた、パワー溢れる作品の数々をお楽しみください。
休館 2014年5月12日(月)~6月4日(水)
所蔵品展
「心に残る日本の風景」
終了

2014年6月5日(木)~
7月6日(日)月曜休館
富士山が世界文化遺産に、和食が無形文化遺産に登録されるなど、近年日本の自然や文化が注目されています。
本展では、京都中央信用金庫および公益財団法人中信美術奨励基金所蔵の作品から、日本各地の風景や情景を描いた作品30点を展示いたします。あらためて日本の自然や文化を見つめ直す機会としてご高覧いただけましたら幸いです。
それぞれの画家の心を捉えた素晴らしい景観をお楽しみください。
夏期休館 2014年7月7日(月)~9月3日(水)
京の絵本原画展
終了

2014年9月4日(木)~
10月5日(日)月曜休館
「京の絵本」は、京都にまつわる物語を京都在住の日本画家が描いた美術絵本です。
本展では、京都府が所蔵する10作品の中から、京都美術文化賞受賞者である竹内浩一氏の「羅生門」、 下村良之介氏の「酒呑童子」、入江酉一郎氏の「竹取物語」、畠中光享氏の「桐壺(源氏物語より)」 の絵本原画を展示いたします。
親から子へ、子から孫へと何世代にもわたって長く愛されてきた4つの物語世界をお楽しみください。
休館 2014年10月6日(月)~11月4日(火)
石本正 新作展 夢をかさねて
終了

2014年11月5日(水)~
12月14日(日)月曜休館
中信美術館開館以来、毎年開催させていただいている日本画家 石本 正氏の新作展。
今回の展覧会では、花や鳥などを描いた新作約10点に加えて、島根県浜田市立石正美術館が所蔵する、舞妓や裸婦、イタリアの風景などを描いた貴重な素描画約20点を展示いたします。
心惹かれるままに描かれた数々の作品を通して、石本氏の「夢」の世界を存分に味わっていただきたいと思います。
冬期休館 2014年12月15日(月)~2015年2月12日(木)
イメージのコラージュ
木村光佑展
終了

2015年2月13日(金)~
3月15日(日)月曜休館
1996年に当財団の第9回京都美術文化賞を受賞した版画家・木村光佑氏による展覧会。
コラージュを活用した独自の作風で、斬新な作品を次々と発表してきた木村氏。 アクリルやステンレス、ガラス、琺瑯などの異素材や立体物へも果敢に挑戦し続け、デビュー後、立て続けに国際コンクールでの受賞を重ねます。
作家でありながら常に社会と関わり続け、1998年には京都工芸繊維大学第9代学長に就任、 ≪芸術と科学の融合≫を提唱し、国立大学改革に努められました。
本展では、国内外での国際美術大賞受賞作品や立体作品も展示し、木村氏の多彩な制作活動の一端を紹介いたします。
休館 2015年3月16日(月)~4月13日(月)
生誕90年 三尾公三展
―幻想空間へのいざない―
終了

2013年4月9日(火)~
5月12日(日)月曜休館
1990年に当財団の第3回京都美術文化賞を受賞した三尾公三(1923年~2000年)は、エアブラシの技法を用いて虚構と幻想に溢れる独自のスタイルを確立し、1981年創刊の写真週刊誌『FOCUS』(フォーカス)の表紙絵を担当したことで広く知られています。
遠近法の表現や変形パネルを用い、周りの空間も取り込んだ多次元的ともいえる作品の制作に挑み続けた三尾公三。彼の規格にとらわれない自由な発想により生み出された作品が、非現実的な幻想世界へと我々を誘います。
この展覧会では、大阪府所蔵の作品より、『FOCUS』の表紙原画や、1960年代後半以降に制作された代表作を中心に紹介いたします。
休館 2013年5月13日(月)~6月3日(月)
京都中央信用金庫所蔵品展
作家が見つめた動物たち
終了

2013年6月4日(火)~
6月30日(日)月曜休館
古くから人間と動物のかかわりは深く、人々は様々な方法でその姿かたちを描いてきました。
本展では、京都中央信用金庫ならびに公益財団法人中信美術奨励基金所蔵の作品から、鳥や魚をはじめ、虫や実在しない空想上の動物など、様々な動物をテーマに描いた作品約30点を展示いたします。
作家が魅了された動物たちの姿を通して、地球上で多種多様な「いきもの」と一緒に生きていくことの大切さを改めて考える契機になればと思います。
夏期休館 2013年7月1日(月)~9月2日(月)
京都工芸の精華展
終了

2013年9月3日(火)~
10月13日(日)月曜休館
所属会派や専門分野を越え、様々な分野の工芸作家で構成された作家集団「工芸京都」による展覧会。作家集団「工芸京都」は、京都の工芸美術を世界に発信し、国際的な交流を促進し、工芸美術及び経済、産業等の向上に資するため活動しておられます。
本展では、陶芸、漆芸、染織、木工、金工、ガラスなど、25名の工芸作家による新作を含めた作品約80点を展示いたします。
作家集団「工芸京都」は、本展覧会の後、ベトナムとの国交樹立40周年を記念してベトナムで展覧会を開催されます。本展覧会展示作品の一部は、ベトナムの博物館でも展示されますので、ぜひこの機会に日本のトップレベルの作家たちによる作品をご覧ください。
休館 2013年10月14日(月)~10月31日(木)
石本 正 新作展
―湧きでる対象を求めて―
終了

2013年11月1日(金)~
12月19日(木)月曜休館
画業70年余の中で、ひとつの技法や表現にとどまることなく、心に浮かんだ様々なイメージを自由に描き続けてきた日本画家 石本 正氏。93歳を迎えた現在も拠点を京都に置き、毎日アトリエで制作しておられます。
今年で5回目となる「石本 正 新作展」では、鳥や人物、花、風景などの新作約25点を展示いたします。人間的な温かみや優しさに溢れた鳥や動物の表情、息遣いが聞こえてくるかのように生命感に満ちた花や枝葉など、次から次へと湧きでてくるイメージを描く石本氏独自の芸術世界をお楽しみください。
冬期休館 2013年12月20日(金)~2014年2月3日(月)
勝尾青龍洞 陶芸展
終了

2014年2月4日(火)~
3月16日(日)月曜休館
勝尾青龍洞氏は、信楽焼や志野焼を作陶の柱とされ、土と炎との対話を楽しみながら、約60年に亘り一心に陶芸の道を歩んでこられました。
今回の展覧会では、長きに亘る作陶活動の中で生まれた花器や茶碗、水指など代表作品約40点を展示いたします。また、初代勝尾青龍洞氏の作品と、ご子息である勝尾龍彦氏の作品も併せて展示いたします。この機会にぜひ、美しいやきものの世界をご堪能ください。
休館 2014年3月17日(月)~4月7日(月)
きらめきの小宇宙
服部峻昇漆芸展
終了

2012年4月24日(火)~
5月13日(日)月曜休館
欧米で「JAPAN」と讃えられ、愛された漆。日本古来の素材である漆と、エメラルドに輝く玉虫の翅、そして深海で育まれた螺鈿を京都の蒔絵と融合させ、新しい美の世界を創り出している日本を代表する漆芸家・服部峻昇。彼の手から生み出されるきらびやかな屏風や飾箱、茶器など超絶技巧と呼ばれる作品を一堂に紹介いたします。
休館 2012年5月14日(月)~6月4日(月)
所蔵品展 うるわしの女性たち
終了

2012年6月5日(火)~
7月8日(日) 月曜休館
古今東西、好んで描かれた画題の一つに「女性」があります。容姿、姿態、しぐさに加え、内面の美まで、画家はテーマとして繰り返し描いてきました。描く対象も舞妓や芸妓から専属のモデル、家族などさまざま。また、男女の描き手による「女性の美しさ」のとらえ方の違いなど描き方もさまざまであることがわかります。
京都中央信用金庫と公益財団法人中信美術奨励基金が所蔵している作品から女性の美しさを「うるわしさ」として描いた作品を約30点展示します。
夏期休館 2012年7月9日(月)~9月10日(月)
三浦景生・以左子展
終了

2012年9月11日(火)~
10月21日(日) 月曜休館
野菜や果物、花などを主題に、独自の「布象嵌法」や「蝋書き」などを用いて色彩溢れる染色作品やユーモア溢れる愛らしい動物たちの陶作品などを生み出し続ける三浦景生氏。
「古事記」からインスピレーションを得て、蝋染めによるやわらかく幻想的な世界を創り出している三浦以左子氏。
本展では、景生氏の作品(屏風・額装・陶筥・茶碗等)を約40点、以左子氏の作品(屏風・パネル・額等)を約20点展示いたします。
休館 2012年10月22日(月)~10月31日(水)
対象からの誘惑
-石本 正 新作展-
終了

2012年11月1日(木)~
12月16日(日) 月曜休館
現代日本画壇を代表する画家・石本正氏の新作展。2009年に中信美術館を開館して以来毎年開催させていただいており、今年で4回目となりました。今回の展覧会では、決して衰えることのない石本氏の絵を描くことに対する情熱から生まれた新作約25点を、「鳥・動物」「人物」「花・風景」の3つのテーマに分けて展示いたします。
冬期休館 2012年12月17日(月)~2月18日(月)
はんなり 京を紡ぐ
―現代作家による京都百景展―
終了

2013年2月19日(火)~
3月17日(日) 月曜休館
京都府所蔵の絵画「京の百景」「京の四季」「いのち賛歌」より、京都美術文化賞受賞者ならびに財団関係者の作品を23点程度展示いたします。古都・京都にふさわしい「はんなり」した展覧会に。
休館 2013年3月18日(月)~4月8日(月)
開館2周年記念
九兵衞のまなざし
-清水九兵衞没後5年-
終了

2011年4月19日(火)~
6月12日(日)月曜休館
当館の開館2年、彫刻家で陶芸家でもあり、当財団の理事であった清水九兵衞の没後5年を記念した展覧会。彫刻・陶芸作品のほか、九兵衞氏がデザインしたワインオープナーなど生活用具も併せて展示いたします。
所蔵品展 花と鳥の楽園
終了

2011年6月28日(火)~
7月29日(金)月曜休館
京都中央信用金庫と公益財団法人中信美術奨励基金が所蔵している作品から、「花」と「鳥」をテーマにした作品を展示いたします。
大津波に遭いながらたった一本残った松、塩水に浸かりながら美しい花を咲かせた藤の花などの自然の力強さを伝える映像に私たちは勇気づけられ、一筋の希望の光が射すのをみました。古来より、自然の様相と生命の輝きを象徴する主題として愛されてきた「花」や「鳥」が描かれた作品を通して、自然へのまなざし、自然と人間のあり方を考えるきっかけになればと思います。
また、平成22年度に当財団が新しく収蔵した作品もあわせて展示いたします。
人間国宝 江里佐代子の伝言
-康慧とともに創った
荘厳の世界-
終了

2011年9月1日(木)~
10月16日(日)月曜休館
古くから仏像の装飾として施されてきた伝統技法・截金(きりかね)を、現代の日本に鮮やかに甦らせた江里佐代子氏の没後5年目を記念した展覧会です。
佐代子氏の截金は、ご主人の康慧氏が制作される仏像に荘厳を施すことから始まりましたが、オブジェや小筥の装飾など身近な工芸品にもその技法を施し、芸術として昇華されました。
平成12年に当財団の第13回京都美術文化賞を受賞されてから、2年後の平成14年に最年少で重要無形文化財「截金」保持者(人間国宝)に認定され、京都迎賓館に截金の調度品を納められるなど精力的に活動されていました。
新作研究のため訪問していたフランスで急逝されてから5年。
本展では、仏師・康慧氏の作品とともに、佐代子氏が試みようとして、その遺志を引き継いだ長女の左座朋子氏と工房のスタッフの手によって実現した、截金を挟んだ古代ガラスの復元「截金サンドウィッチガラス碗」も、京都では初めて公開いたします。
石本 正 <京への想い>
終了

2011年10月28日(金)~
12月11日(日)月曜休館
前期 10月28日(金)~
11月20日(日)
後期 11月22日(火)~
12月11日(日)
(作品の一部を展示替えします)
日本画家・石本 正は、京都市立絵画専門学校入学のため島根県那賀郡岡見村(現在の浜田市)をあとにして70余年。自宅近くの等持院を散歩すれば塀の苔に、盗難にあった行方不明のボッシュの絵を想い、アトリエにこもり絵筆を握れば画面の向こうからコンドルが描いてほしいとすり寄ってくるという。石本正にとって「生きる」ことは「絵を描く」こと。最近は、長年暮らした京都と京都の人への感謝の想いが募る。描く対象もなつかしい郷里から京へ。今回の新作展は、自身の創作活動に影響を与えた京都への想いから生まれた40点余の作品を展示します。
造形思考-小牧源太郎展
終了

2012年2月14日(火)~
3月11日(日)月曜休館
当財団の第1回京都美術文化賞受賞者である「小牧源太郎」は、日本のシュルレアリスムのさきがけとして知られています。
しかし、小牧源太郎は目新しさを求めてシュルレアリスムを享受したのではなく、「私がはたしてシュルレアリストであるのか、どうかは私にとっては問題ではないということである。私は私にとって私であればよいのであって、その他何物でもないのである」(「私のシュルレアリスムNo.1」、1969年)という彼自身の言葉通り、「私が私であるため」に用いていた手法に過ぎません。
今般、中信美術館で小牧源太郎の画業の一端を、昭和初期の独立美術京都研究所時代の具象作品、戦中の仏画時代、その後の民族学的要素が強い「伊呂波仁保辺止」「賽の神」、晩年の「印相婆藪」「妙法掌藏人華鬘日輪相呪」「パット・パルマシリーズ」、針金状のひとがた「カリファ人間」が画面で音楽にあわせて踊る「景観シリーズ」等、京都府所蔵の作品群等から紹介いたします。