●2017年4月13日(木)~5月14日(日)月曜休館
このたび、中信美術館では2回目となる「京都工芸の精華2017展」を開催いたします。
京都の工芸の魅力を世界に発信しておられる作家集団「工芸京都」には、当財団の理事今井政之氏をはじめ、京都美術文化賞受賞者である面屋庄甫氏、望月玉船氏、井隼慶人氏らが所属しておられます。
本展では30名の作家による陶芸、漆芸、染織、木工、金工、ガラスなど様々な分野の工芸作品約60点を展示いたします。ぜひ、この機会に京都の工芸の粋をご堪能ください。
なお、会期中展示作家によるギャラリートークを開催いたします。聴講無料・事前申込は不要です。
4月13日(木)14時~
今井政之氏、井隼慶人氏、望月玉船氏、村山 明氏
4月21日(金)14時~
小林英夫氏、内藤英治氏、村田好謙氏、向井弘子氏
5月10日(水)14時~
叶 道夫氏、田匡廣氏、藤井 收氏、加藤忠雄氏
(作家は予定)
【出展作家】(分野別五十音順)
休館 2017年5月15日(月)~6月8日(木)
●2017年6月9日(金)~8月6日(日)
公益財団法人中信美術奨励基金設立30周年を記念して、財団の中心事業である「京都美術文化賞」の第1回(1988年)から第30回(2017年)までの受賞者90名の作品を展示し、財団の事業を振り返ります。会期を前期、中期、後期の3回に分けて開催いたします。また、6月30日(金)、7月21日(金)の14時より、榊原郎氏(京都市立芸術大学名誉教授)によるギャラリートークを開催いたします。ぜひご参加ください。(※6月9日(金)は終了しました。)
前期:6月9日(金)~6月25日(日)
中期:6月30日(金)~7月16日(日)
後期:7月21日(金)~8月6日(日)
<展示作家>
前期 6.9(金)→6.25(日) 第1回―第10回受賞者
中期 6.30(金)→7.16(日) 第11回―第20回受賞者
後期 7.21(金)→8.6(日) 第21回―第30回受賞者
(50音順)
休館 2017年8月7日(月)~9月4日(月)
●2017年9月5日(火)~10月8日(日)月曜休館
2004年に当財団の第17回京都美術文化賞を受賞された版画家・木田安彦氏(1944~2015年)の展覧会を開催いたします。
版画をはじめガラス絵、板絵、陶やポスターなど多彩な領域で制作活動を続けてこられた木田氏。
本展では木版画作品に注目し、NHK大河ドラマ「新選組!」のタイトル版画に使用された作品や最後の木版画作品である「西国三十三所」シリーズなど、初期から晩年までの代表作を展示いたします。大胆な画面構成と緻密な彫りの木版画作品を是非この機会にご覧ください。
休館 2017年10月9日(月)~10月25日(水)
●2017年10月26日(木)~12月10日(日)月曜休館
中信美術館で毎年開催させていただいている「石本正展」。
今回の展覧会では、石本先生が生涯手元に置き、アトリエで大切に保管しておられた創作の原点とも言える裸婦デッサンを初公開いたします。
1975年に発行された自選素描集の原画作品をはじめ、20代後半から30代頃に描かれた太い線が印象的なコンテ素描、妖艶で神秘的な女性表現に深みが増した60代後半から70代前半頃の素描など約40点を展示いたします。
様々な年代の素描を一堂に見れる貴重な機会ですので、ぜひご高覧ください。
休館 2017年12月11日(月)~2018年2月12日(月)
●2018年2月13日(火)~3月15日(木)月曜休館
当財団の役員、選考委員として長年に亘りご尽力いただきました染色家の三浦景生氏。
本展では、野菜や果物が空を舞う遊び心いっぱいの染色作品をはじめ、陶筥や陶板、イメージの源となったスケッチなどを展示し、多彩な制作活動の一端をご紹介いたします。また、伊藤清永、高山辰雄、佐藤太清、齋藤眞成、石本正、清水九兵衞など同時代に活躍した作家たちの作品を京都中央信用金庫および公益財団法人中信美術奨励基金の所蔵コレクションより一堂に展観いたします。
日本画、洋画、染色、彫刻などさまざまなジャンルの作品をお楽しみください。