過去の展覧会

鈴木 治 土のかたち終了

●2020年9月3日(木)~10月9日(金)月曜休館

実用的な器にとどまらず、純粋な立体造形としての作陶を追求した陶芸家鈴木治氏の回顧展を開催いたします。
鈴木氏は、前衛陶芸作家集団「走泥社」を結成、陶芸における表現の可能性を広げる独創的な創作活動を展開されました。
本展では、青白磁や焼締めの他、遺作となった「蘖(ひこばえ)」シリーズなど初期から晩年の作品を一堂に展観いたします。
動物や自然現象のイメージを鋭い感性で表現した詩情あふれる作品をお楽しみください。

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花入 1998年
花入 1998年
昴、雛 1992年
昴、雛 1992年
小盒各種 1998年
小盒各種 1998年
蘖(ひこばえ) 2000年
蘖(ひこばえ) 2000年

石本 正生誕100年・京都中央信用金庫創立80周年
石本 正の[1950年~1970年]“画業深化の時代”終了

●2020年10月30日(金)~12月11日(金)月曜休館

戦後まもなく本格的に作家活動を始め、95歳でこの世を去るまで日本画壇の第一線にあり続けた画家・石本正氏。
日本画滅亡論などが取り沙汰される混迷の時代にあっても己の道を突き進み、古来の芸術が持つさまざまな「美」を現代の自分の生活感情と調和させた“新しい日本画“の創出を志向しました。そんな彼にとって1950年から1970年代は、挑戦と試行錯誤を繰り返し、画家としての実力を深めていった時代でした。
本展では、氏の生誕100年を記念し、様々な表現に取り組むことで自身の画業を深化させた時代の一端を、個人所蔵の貴重な作品を含めて展観いたします。
生涯を懸けて己の求める美を追求した画家の姿に思いを馳せていただければ幸いです。

京都中央信用金庫所蔵品展
~暮らしを彩る~終了

●2021年2月10日(水)~3月12日(金)月曜休館

新型コロナウイルス感染症の影響により自宅で過ごす時間が増えている今日、日常の暮らしの中に美術を迎え、豊かに彩られた毎日を楽しむのはいかがでしょうか。
本展では、京都中央信用金庫ならびに公益財団法人中信美術奨励基金所蔵のコレクションの中から、自宅でも楽しめる絵画や工芸品など美術品の数々をご紹介いたします。
それぞれの作品がご自宅の玄関や床の間、あるいは窓辺にある暮らしを思い描きながら、暮らしを彩るお気に入りの一品を見つけてください。

【展示作家】
今井政之、上村淳之、奥村土牛、片岡球子、佐藤太清、清水六兵衞、服部峻昇、三輪良平、山口華楊、樂直入ほか

【特別展示】
新収蔵品 竹内栖鳳「船中問答図」(屏風絵)を初公開