過去の展覧会

生誕100年 下村良之介展終了

●2023年2月8日(水)~3月17日(金) 
月曜休館

伝統的日本画に対する前衛の姿勢を貫いた画家・下村良之介氏の回顧展です。パンリアル美術協会を拠点に活動を展開し、日本画のイメージを覆す様々な素材や技法を取り入れた作品を生み出されました。キュビスム的な群像表現から紙粘土を用いたレリーフ状の重層的な形象表現へと独自の重厚な表現世界の確立に至った創作姿勢から「反骨の画人」と称されます。本展では、鳥をモチーフとした重厚な代表作を中心に、「やけもの」と称する陶芸作品など多岐にわたる創作の世界を一堂に展観いたします。

八木明
―磁の流れ―終了

●2022年10月5日(水)~11月25日(金) 
月曜休館

卓越した轆轤技による清新な青白磁と空間表現が国内外で高く評価される八木 明氏による展覧会です。
八木氏は現代的な感覚で、独自の造形美により存在感を放つ作品と空間との繋がりを演出し、磁器の可能性を提示されています。本展では、空間を内包する入れ子の作品を中心に、父・八木一夫氏をはじめとする作家一家の作品も展観いたします。
不思議なリズムを刻む奥深い陶の美しさをお楽しみください。

下保昭展 
―幽玄へのいざない―
終了

●2022年7月1日(金)~8月12日(金) 
月曜休館

墨のにじみや陰影を生かした独自の世界を確立し、現代の水墨表現に新たな地平を拓いた日本画家下保昭氏の回顧展。
日展での活躍を経て、中国・日本の山水を描いた格調高い水墨画が高く評価される。本展では、日本風土特有のたおやかな優しさと霊的なものの表現を追求した晩年の作品を一堂に展観いたします。
静謐なる幽玄の世界をご堪能ください。

京都中央信用金庫所蔵品展 
ひかり萌ゆ終了

●2022年4月12日(火)~5月27日(金)
4月29日(金)~5月5日(木)、月曜日 休館

花便りも伝わる季節に、心をも明るく癒してくれる展覧会を開催いたします。
京都中央信用金庫ならびに公益財団法人中信美術奨励基金所蔵のコレクションの中から、春の暖かな光とぬくもりが感じられる作品を展観予定。
春とともに明るい未来が訪れますように。

【展示作家】池田遙邨、上村淳之、工藤甲人、関主税、堂本元次、浜田観、三輪晃久、山口華楊ほか