リスクと上手に
つき合う方法

投資信託運用するにあたり、リスクをゼロにすることはできませんが、リスクを少しでも抑える工夫がいくつかあります。

分散投資

資産運用のリスクを軽減させるために「分散投資」という投資方法があります。
値動きの異なる資産を複数組み合わせることさせることでリスクを軽減させる「資産分散」と、購入するタイミングを分けて投資することでリスクを軽減させる「時間分散」という主な方法についてご案内します。

1. 資産分散

資産分散

資産分散

値動きの異なる資産を複数組み合わせることで、収益の振れ幅(リスク)が小さくなることが期待できます。

通貨分散

通貨分散

外国通貨建ての資産に投資する際には、為替変動リスクがともないます。このリスクを軽減するためには、特定の通貨に投資するのではなく、値動きの異なる傾向がある複数の通貨に分散することで、よりリスクを抑えることができます。

銘柄分散

銘柄分散

複数の銘柄(ファンド)に分けて投資することで、どれか一つの銘柄の価格が下落しても、残りの銘柄でカバーすることにより、リスクの軽減効果が期待できます。

2. 時間分散

購入するタイミングを分散させることで、平均購入単価の安定化が期待できます。

京都中央信用金庫「投信自動積立」なら毎月決まった日に決まった金額(1千円以上1千円単位)をご指定の口座から引き落とすので手間をかけずに時間分散することができます。

時間分散

長期保有

短期的には値動きの大きい金融商品でも、長期に保有すれば、価格の振れ幅(リスク)が小さくなり安定的な収益確保が期待できます。

長期保有

リスクを抑えるポイントは、「分散投資」と「長期保有」です。
複数の銘柄や通貨にバランスよく、長い期間をかけて投資することによりリスクを抑えることができます。

お役立ち情報 投資信託の主なリスク

リスクの種類についてもどんなものがあるか、知っておこう!

為替変動
リスク
海外の株式、債券、不動産などの外貨建て資産に投資する投資信託が、為替レートの変動により基準価額に影響を受けるリスクのことです。例えば、円高になった場合には、外貨建て資産を組み入れた投資信託の基準価額の下落要因となり、投資元本を下回る可能性があります。
金利変動
リスク
投資信託に組み入れられた公社債は、金融情勢の変化により価格が変動します。例えば、金利が上昇した場合、債券価格は下落します。結果として、投資信託の基準価額の下落要因となり、投資元本を下回る可能性があります。
価格変動
リスク
投資信託に組み入れられた株式、債券、不動産などの価格や評価額の変動により、基準価額に影響を受けるリスクのことです。例えば、株式市況、債券市況や不動産市況が低迷した場合には、基準価額の下落要因となり、投資元本を下回る可能性があります。
信用リスク 投資信託に組み入れられた有価証券の発行体の経営・財務状況が悪化し、それに伴い評価が変化した場合には、基準価額の下落要因となり、投資元本を下回る可能性があります。
流動性リスク 株式等有価証券を売却または購入する際に市場規模や取引量が少ないために希望する価格で売却や購入ができなくなるリスクをいいます。
リートに
関するリスク
不動産価格、賃料相場、空室率の影響により不動産市況が悪化(改善)すると基準価額の下落(上昇)要因となります。また、火災、自然災害、法制度の変更、金利動向も基準価額の変動要因となります。
カントリー
リスク
海外の有価証券に投資するファンドの場合、その国の外貨不足などの経済的要因、政府の資本規制などの政治的理由、社会情勢の混乱などの非常事態の発生の影響により、基準価額が下落する可能性があります。一般的に新興国への投資ほどこのリスクが高まる傾向にあります。
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