金庫概要
(ディスクロージャー)
変革で豊かな未来を創造

会長 白波瀬 誠

理事長 植村 幸弘
みなさまには、平素より京都中央信用金庫に格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。お蔭をもちまして当金庫は今年、創立85周年を迎えることができました。これもひとえに地域のみなさまのご支援の賜物と厚く感謝申しあげます。
国内経済は、「金利のある世界」への移行が進む中、物価高騰や人手不足といった課題を抱えながらも、ゆるやかな回復を続けております。地元経済は、訪日外国人を中心に観光客の増加が継続しており、大阪・関西万博の開催で更なる増加が期待されます。一方で、日本を含めた世界経済は、アメリカが発動した相互関税問題により混迷を深めており、国内経済、地元経済とも先行きに不透明感が増しています。こうした状況の中、当金庫は、本業支援に基づく金融仲介機能を強化し、さまざまな課題に直面されているお客さまの成長・発展に最適なソリューションを提供してまいりました。2025年3月期の預金は5兆4,056億円に、貸出金は3兆4,155億円となり、当期純利益は150億円を計上することができました。
店舗施策では、「草津支店・草津駅前支店」を新築移転し、ZEB Ready(ゼブレディ)の認証を当金庫で初めて取得致しました。また地域のニーズにお応えして上層階を活用した店舗として「三条支店」を新築建替致しました。その他、「中信リサーチ&コンサルティング株式会社」を2025年1月に設立し、事業戦略立案の段階からお客さまに寄り添って企業の成長を後押しする子会社として、4月より営業を開始致しました。当金庫は、85周年を機に、白波瀬 誠が会長に就任し、理事長に植村 幸弘が就任致しました。新経営体制のもと、京都中央信用金庫グループは、サステナブルな地域社会の実現に積極的に取り組んでまいります。
今後とも変わらぬご支援、お引き立てを賜りますようお願い申しあげます。
2025年7月
概要
本店所在地 |
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京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町91番地 |
創立 |
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1940(昭和15)年6月18日 |
預金 |
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5兆3,423億円 |
貸出金 |
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3兆2,981億円 |
出資金 |
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193億円 |
会員数 |
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226,972人 |
店舗数 |
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135店舗 |
職員数 |
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2,376人 |
適格請求書発行事業者登録番号 |
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登録番号:T8130005004513 名称:京都中央信用金庫 本店所在地:京都府京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町91番地 |
創立85周年記念動画 |
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『85周年の歩み』 |
2025年7月期
ON YOUR SIDE ~一緒がうれしい~
「つねにお客さまの側にいて肩を並べ、声を掛け合いながら、同じ夢や目標に向かって歩む良きパートナーでありたい」そんな思いを込めて、当金庫からお客さまへお届けするメッセージ、それが「ON YOUR
SIDE」です。
お客さまに「京都中央信用金庫が近くにあってうれしい」と思っていただきたい。
そしてわたしたちも常に「お客さまの近くでお役に立てることがうれしい」と実感できるようでありたい。そんな二つの決意をキャッチコピー「一緒がうれしい」で表現しています。
いつの時代にあってもお客さま本位の変わらぬ姿勢で、最高のお客さま満足を実現すること。
「ON YOUR SIDE ~一緒がうれしい~」を胸に、わたしたちはさらなる努力を続けます。

社是
- 一、社会的公共機関として地域社会の発展に寄与するとともに、経営の健全性を確保する
- 一、常に親切丁寧を旨として正々堂々の営業活動を展開し、顧客の繁栄に奉仕する
- 一、有為な人材の開発育成に積極的に取り組み、かつ職員および家族の福利を増進する
3つの"S"と3つの"C"
3つの"S"
- SERVICE
- 地域社会の繁栄に奉仕いたします。
当金庫は、地域社会のみなさまのよりよい暮らしのために、ご融資、ご預金、その他の業務を通じてサービスに徹します。
- SPEED
- お客さまのニーズにあった仕事をいたします。
当金庫は、いつもお客さまとの心のふれあいを大切にし、素早くニーズにお応えできるよう努力しています。
- SMILE
- 人材の育成に努力いたします。
当金庫は、職員を大切にし、笑顔でみなさまのお役に立つ職員を育てることに積極的に取り組んでいます。

庫章の中心の赤は、信用金庫の頭文字"S"を図案化したもので、Service、Speed、Smileを表しています。藍色の輪は明るい窓口を表し、外側の金地の輪は〈中信〉の「中」を形づくったものです。
3つの"C"
- CONSULTATION
- お客さまに役立つ情報を提供いたします。
当金庫は、お客さまのどのようなご相談にもお応えし、役立つ情報提供ができる金融機関を目指します。
- CULTURE
- 地域の人と文化を育てます。
当金庫は、お客さまの心豊かな暮らしを実現するため、地域に根ざす金融機関として、地域の人と文化を育てるお手伝いをさせていただきます。
- COMMUNICATION
- お客さまとのよりよい信頼関係を築きます。
当金庫は、お客さま本位の姿勢でよりよい信頼関係を築き、最高のお客さま満足を実現していきます。

Consultation、Culture、Communicationという3つの"C"の姿勢をデザインパターンで表現。店頭ウィンドウ・シャッター等に使用しています。緑は当金庫のシンボルカラーで、青は清潔さ、さわやかさを表しています。
倫理綱領
当金庫は、法令等を遵守することが経営の重要課題であるとの認識のもと、より堅固な企業倫理を構築するため、
当金庫の倫理綱領を制定し、経営トップ自ら率先垂範して取り組み、全役職員が日常の業務遂行において実践に努めております。
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1. 「社会的使命と公共性の自覚と責任」
わたしたちは、信用金庫のもつ社会的使命と公共性を常に自覚し、経営の健全性を確保します。 -
2. 「質の高い金融サービスの提供と地域社会発展への貢献」
わたしたちは、創意と工夫を活かした質の高い金融サ-ビスを通じて地域社会の発展に寄与します。 -
3. 「法令やルールの厳格な遵守」
わたしたちは、あらゆる法令やルールを厳格に遵守し、社会的規範に決して反することない、正々堂々の営業活動を行います。 -
4. 「地域社会とのコミュニケーション」
わたしたちは、ディスクロージャーをもって適時・適切、かつ公正に開示するとともに広く地域社会とのコミュニケーションの充実を図ります。 -
5. 「人権の尊重」
すべての人々の人権を尊重します。 -
6. 「職員の働き方、職場環境の充実」
職員の多様性、人格、個性を尊重する働き方を実現するとともに、健康と安全に配慮した働きやすい職場環境を確保します。 -
7. 「環境問題への取組み」
わたしたちは、資源の効率的な利用や廃棄物の削減を実践するとともに、環境保全に寄与する金融サービスを提供するなど、環境問題に積極的に取り組みます。 -
8. 「社会参画と発展への貢献」
わたしたちは、社会とともに歩む「良き企業市民」として、積極的に社会に参画し、その発展に貢献します。 -
9. 「反社会的勢力との関係遮断、テロ等の脅威への対応」
わたしたちは、社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力や団体は断固として排除し、関係遮断を徹底するとともに、マネー・ローンダリング対策およびテロ資金供与対策の高度化に努めます。
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事業報告書
当金庫では会員のみなさまに事業内容をお知らせするため事業報告書を作成しております。