京都市スタートアップ支援ファンドの投資先決定について

 京都中央信用金庫(理事長 白波瀬 誠)、京都信用金庫、京都リサーチパーク株式会社を有限責任組合員として、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社を無限責任組合員(ファンド運営者)として設立された「京都市スタートアップ支援投資事業有限責任組合」(略称:京都市スタートアップ支援ファンド・以下、同ファンド)は、下記のとおり4社目の投資先企業を決定いたしましたので、お知らせいたします。
 同ファンドは京都市の施策である「まち・ひと・しごと・こころ京都創生」総合戦略の取組みの一つとして、地元産業の育成を主眼として2016年4月28日に設立された創業支援ファンドです。
 当金庫は今後も地元企業の積極的な育成・サポートを通じて、地方創生の支援に努めてまいります。


1.投資先企業について

企業名 AG株式会社
代表者 代表取締役 岩谷 瑛司
事業内容 EC通販および商品・サービスプロモーションツールの開発・販売事業
所在地 京都市下京区烏丸通仏光寺下ル大政所町680-1 第八長谷ビル
設 立 2013年9月2日
資本金 1,000千円(投資前)
投資額 10,000千円(1月18日に投資実行予定)
投資方法 種類株式の取得
その他 1.京都リサーチパーク株式会社主催「スタートアップ・サポートゼミナール」支援企業
2.大阪市シードアクセラレーションプログラム第2期採択企業

 <投資先企業及び投資の概要>
 投資先企業は、高級カメラ・時計・伝統工芸品等のEC通販事業の展開を目的に2013年9月に設立されたベンチャー企業です。
 同社は、2015年4月に京都リサーチパーク株式会社主催の『スタートアップ・サポートゼミナール』受講を機に、動画に動画、写真や文字情報など複数の情報を埋め込む商品・サービスプロモーションツール(通称「ViC」=Video Commerce)の新規展開を第二の事業ドメインと位置づけ開発を開始し、2015年10月にスタートアップ支援の『KDDI∞LABOプログラム第9期』、2016年11月には『大阪市シードアクセラレーションプログラム第2期』の採択企業となるなど、ビジネスプランおよび技術力に対し高い評価を得ています。
 今回の投資は、2017年3月末リリースに向けて開発を進めるスマートフォン対応版ViCシステムの開発費を支援するもので、今後の事業拡大が大いに期待されています。


2.<ご参考>投資事業有限責任組合の概要

名 称 京都市スタートアップ支援投資事業有限責任組合
設立日 2016年4月28日
有限責任組合員 京都中央信用金庫、京都信用金庫、京都リサーチパーク株式会社
無限責任組合員 フューチャーベンチャーキャピタル株式会社
ファンド総額 2億6,000万円
運用期間 設立日から2025年12月31日まで(延長期間は最長2年)


以上
記載の内容は2017年1月20日現在です。
お問い合わせ・ご相談はこちらから

お電話でのお問い合わせ

0120-201-959

受付時間 / 平日
9:00~17:00

※フリーダイヤルは当金庫営業地区
(京都府および滋賀県、大阪府、奈良県)のみ可能です。